ニューボーンフォト撮影で訪れるご夫婦にどこで結婚式を行ったか尋ねてみると、海外で家族だけで挙げたという方が3割くらいいらっしゃいます。
日本で沢山のゲストを招待して大がかりにやるよりも、新婚旅行も兼ねて外国に行って、二人だけ、もしくは両親とだけで綺麗な写真を残したい。そんな形の結婚式が増えてきました。
そのトレンド、実は日本だけではないみたいです。
私達がハワイやイタリア、フランスなどでの結婚式を憧れるみたいに、実は日本で結婚式を挙げたい、ウェディングの写真を残したいという人は多いんです。
コロナ前の観光ブームの際、年に10-15件は海外からのお客様を撮影していた私達。
3年の我慢期間を経て、ようやく日本への入国制限も緩和されてきて、海外からのお問い合わせもすこしずつ増えてきました。
そしてつい先日、コロナ明けの第一弾として、ノルウェイからのカップルの結婚式を撮影させて頂く機会を頂きました。
海外からのお客様のウェディングを撮影する際、意外と多いのが自国の大使館を訪れての civil wedding (人前式みたいな物)
この日は広尾にあるノルウェイ大使館を訪れて、職員の方が牧師さん役となり、セレモニーを挙げていただきました。
ノルウェイと言えば何を思い浮かべますか?
一番有名だったりするのが「ムンクの叫び」のムンクさん。
実はかれ、ノルウェイ出身の画家さんなのです。
大使館の入り口には叫んでいる人がいない例の画が飾ってあってありました。
みんな画の前で叫んでね、的な感じでしょうか?
ノルウェイ大使館はちょっとこじんまりですが、建物自体はちょっとお洒落な感じ。 結婚式も快く挙げさせてくれるのも良いですよね。 私達がローマにある日本大使館で結婚式を挙げるって、ちょっと想像出来ませんw
大使館での結婚式を終えた後、本当はそのまま数時間のフォトセッションを行う予定でしたが、この日はあいにくの大雨スタート。
ちょうど私もお二人も数日後の金曜日が空いていたため、ロケフォトはその日に仕切り直しとなりました。
撮影場所は数ヶ月前から何度もメッセージのやり取りをして、どこが良いか相談しました。
日本の雰囲気があって、東京の雰囲気も味わえる場所って事で色々な場所を事前にご相談。
浅草とか東京ミッドタウンって候補もありましたが、決まったのは芝公園。 増上寺と東京タワーという贅沢なコンビネーションで写真が残せます。
海外の方々と撮影スポットについて相談していると、東京にも実は隠れた良い撮影場所が沢山あるもんだと思い起こさせてくれます。
そうそう、新婦さんは実は妊娠6ヶ月。
来月には一旦母国に帰国されて実家でご出産。
その後は日本に住まわれている新郎さんの元に戻ってきて、親子三人での生活を始められるそうです。
日本ではお宮参りといって、神社で生まれたばかりの赤ちゃんを祝福する儀式があるんだよって伝えたら、その写真も撮って欲しいとお話されていました。
今度は三人でお会いするの、また楽しみです。
最後までブログを読んで頂いてありがとうございます。
bozphoto & styles は結婚式当日やロケーションフォトを撮影している小さな写真事務所です。
ウェディングだけでなく、そこからお子さんが誕生して、ニューボーンフォトや家族での記念写真など、長いお付き合いをさせて頂いている沢山のお客様から支えられております。
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