2021年も残すところあと一日となりました。
この二年間は結婚式業界にとって、とても試練の時となりました。
去年の春から始まったコロナウィルスの蔓延。
日本でも少しずつコロナが広がってきた3月頃から結婚式のキャンセルのご連絡を頂くようになり、
桜がもう少しで咲き始めそうだった3月22日を最後に、
しばらく結婚式にお目にかかる機会が無くなりました。
コロナが少し落ち着いてきたからか、
それとも人々が頃なの中でも生活していく方法を見つけてきたからなのか、
今年に入ってからは少しずつ、結婚式が行われる件数も増えてきました。
まだまだ沢山の人達が集まるのには心配もありますが、
やっぱり結婚式って素敵です。
来年は改めて、やっぱりお祝い事っていいよね、
結婚式って楽しいよね、そんな雰囲気が伝わってくる写真を沢山、ご紹介していく予定です。
年末の今日はその第一弾として、明治神宮での結婚式をご紹介させていただきます。
明治神宮と言えば初詣、七五三、共に日本で一番訪問者数が多い場所として有名ですよね。
結婚式も勿論、大人気な場所。
今年もコロナ禍であるにも関わらず、
平日でも5-10件の結婚式が行われておりました。
bozphoto & styles は結婚式の撮影を始めて15年となりますが、
過去に訪れた会場で、一番件数が多いのも断然、明治神宮です。
そんな場所ですから、結婚式一日の流れ、撮影スポット、スタッフさん達とどのように関わっていけば良いかなど、かなり詳しく心得ている自負があります。
詳しくは長くなっちゃいますので、お問い合わせを頂ければ、沢山の事、ご相談させていただきますね。
さて、明治神宮で撮影する際、一番最初に撮影するのは大抵、
新郎新婦お二人の指輪写真です。
ここでは残念ながら、ヘアメイクをしたり、着付けを行っている準備シーンは一切カメラマンが入る事が出来ません。
お二人とお会いするのは、花嫁さんが完全に仕上がった状態から。
でも、新郎さんは時間差で少しゆっくりとお支度に入られるので、
彼に指輪をお預かりして、お支度中に指輪の写真を撮影させて頂きます。
普段は10分くらいで大急ぎで撮影している指輪写真ですが、
明治神宮では30分以上、お支度完了まで時間があるので、
ゆっくりと指輪写真のスポットを探す事が出来ます。
お二人のお支度を終えると、
貴重な新郎新婦での撮影タイムとなります。
なんで貴重かというと、本当に撮影時間がタイトだから。
境内は広大なので写真に残したいスポットは沢山ありますが、
実際に撮影させて頂けるのは10分あまり。
親族紹介に新郎新婦さんが参加しないというちょっとした裏技を使えば、
もう5-10分くらいだけ、撮影タイムを増やす事は出来ますが。
一度で良いから、参道や花々の広がる南池での前撮り、してみたいです。
新郎新婦でのロケーションフォト撮影が終わると、
神楽殿の地下二階、親族控え室に訪れて、
参列者の皆様に初めての晴れ姿をお披露目する場面となります。
このとき、桜茶を皆さんで召し上がったり、
結婚式のリハーサルも行います。
神殿に向かう前の少しの間だけ、家族みんなで和気藹々な時間です。
さて、結婚式の参進がはじまります。
本殿を背景に神宮の大広場を参進する場面は、
明治神宮で結婚式をされる方皆さんの憧れのシーンです。
私は結婚式の中を撮影するため、参列の中に入っておりましたが、
この日はもう一人のカメラマンに参進シーンも撮影してもらいました。
この日は家族だけでの結婚式でしたが、
晴れ姿を見たくて、新郎新婦両方の友人達が実は駆けつけてくれていました。
両サイドからパパラッチバンザイのごとく、
沢山の写真を撮ってくれていました♪
コロナ禍になる前は、これに外国人観光客にもずらっと取り囲まれて、
参進の際には50人位は集まっていました。
今となっては懐かしい光景です。
神殿での結婚式の様子。
結婚式の最中、撮影出来る場面と、場所は決まっています。
参列者としての固定位置からのみ撮影が許されているので、
ある程度残せる写真は限られてはきます。
だけど、レンズを駆使すれば、意外と重要なシーンはほとんど撮る事は出来ます。
いつもは単焦点レンズがメインの私達ですが、
この時はZoomレンズを持ってきます♪
結婚式が終わると、会場の写真館さん達による親族集合写真の撮影が行われてます。
私はというと、その様子をちょっとドキュメンタリー的に撮ってみたり。
裏場面的な様子も意外と面白くて、アルバムでは入れて欲しいカットとして選んでくれる事も多いです♪
さて、この後新郎新婦は一旦私服に着替えて、
披露宴が行われるウェスティンホテル東京に向かいました。
ここではスイートルームを貸し切ってのパーティー。
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