※こちらの記事は2019年にアップした物を一部書き直して再アップしました。
こんにちは。
東京・吉祥寺を拠点に全国各地へ家族写真や、ウェディングフォトの出張撮影を手がけている、bozphoto & styles です。
普段は私達が手がける撮影でのエピソードをこのブログでご紹介していますが、時々、海外旅行へ行った際の体験や、アメリカでのお仕事についてなどをご紹介しています。
今回書かせて頂くのは、2019年の9月に訪れたアメリカ中西部でのドライブ旅行からのエピソードです♪
グランドサークルを旅して
アメリカで国立公園といえば、皆さんはどこを思い浮かべますでしょうか?
多くの方は一番最初に言うのは、グランドキャニオンだと思います。
全長約450キロ。 深さは約 1.6キロ。
まさに世界最大規模の渓谷です。
でも、このグランドキャニオンがある、アリゾナやユタ州といったエリアには、他にも沢山の国立公園があるのです。
その数、なんと10個。
この国立公園が多く存在するエリアのの事を、「グランドサークル」と言います。
2019年の7月、このグランドサークルを五日間でドライブする旅行に行きました。
グランドキャニオンも勿論目的地ではありましたが、
その他にも、
・モニュメントバレー
・アーチーズ国立公園
・アンテロープキャニオン
・ザイオン国立公園
・ブライスキャニオン国立公園
なども楽しみにしていた経由地でした。
でも、今回グランドサークルの観光地を多数訪れてみて夫婦二人で思った事。
「ブライスキャニオンが一番感動した!」
でした。
ブライスキャニオンについて
グランドキャニオンと比べると認知度が低いこの公園。日本人では聞いた事も無いという方も多いのではないでしょうか。アメリカに9年住んでいた私も、実はこの旅の数ヶ月前までは知りませんでした。
正直、面積だと 5000k㎡ あり、長さも 450km という巨大なスケールのグランドキャニオンと比べて、ブライスキャニオンはこじんまりとしていて、高台に登るとひと目でほぼ全体を見渡せる場所。
でも、そのサイズ感がちょうど良いんですよね。
身近に感じるというのかな。
グランドキャニオンのほうは広大過ぎて、縁に立つと恐怖感のほうがありました(笑)
ブライスキャニオンの美しさ
ブライスキャニオンの一番感動したことは、その構造物の美しさでした。
ただの大地だった場所が、何百万年もの時を経て風雨の浸食により形成されたこの場所。 固い岩盤の部分だけが残り、「ブゥードゥー」と呼ばれるギザギザの奇岩が立ち並んでいる様子は、まさに大自然の芸術そのもの。
まるで始皇帝の兵馬俑や、天空の城ラピュタのような、壮大な人工の建築物かのようにも思えてきました。
グランドキャニオンのように全てが削られて谷間にったのにではなく、無数の塔のような部分だけが残っているというのが面白いですよね。
その塔の様子も、太陽の光によって刻々と表情が変化していき、色合いも時間帯によって変わってきます。 小さな国立公園ではありますが、一日をかけてゆっくりと風景を楽しみたい場所でした。
ブライスキャニオンにはいくつかのビューポイントが用意されていますが、オススメはインスピレーション・ポイント。少し低い位置にある
ブライスポイントという場所も有名で、全体が見渡せて綺麗ですが、位置が高すぎて迫力が減少されてしまいます。
日の出もこの場所から私達は拝みました。
※このブログのトップの写真が、ブライスキャニオンで見た朝日のワンシーンです。
ブライスキャニオンでのハイキング
ここへ来たら絶対にハイキングはオススメします。
これをしなかったら、ブライスキャニオンに来た意味が半分ありません(笑)
ブライスキャニオン全体を一日かけて歩き回るハードコアなルートもありますが、
それは真夏になると流石にきついので、オススメは Navajo Loop Trail
入り口を見るとジグザグになった道をズンズカと降りていき、
ツノ達の付け根の部分に行くことが出来ます。
フードゥーと言われる岩の塔達を下から見上げると、ブライスキャニオンを二度楽しめます♪
往復1時間ほどのハイキングなどでそれほど難易度は高くないですが、
行きはよいよい帰りは怖い。
帰り道は急斜面をひたすら登ることになるので、運動不足のワタシはかなりヘバリました。
ブライスキャニオンの朝日を拝んで
ブライスキャニオンの一番美しい色合いを見るのであれば、日の出がオススメです。
夕日も売りにはなっていますが、太陽は私達の背中のほうに落ちて行くので、
夕日のグラデーションはしばらく楽しめますが、日が沈む一番綺麗なところは見ることが出来ません。
日の出は夏場で6時過ぎ位。
昼間は35度位あってかなり暑い場所ですが、
夜はダウンジャケットが欲しいかもって位冷え込みます。
流石は砂漠地帯です。
我々が到着した5時半頃、フランス人の団体が寝袋で寝てベストポジションを陣取ってました。でもこの人達、朝日が完全に出た後もずっと寝ていました。
せっかく一晩寒い中過ごしていたのに、なんだったんでしょうね(笑)
bozphoto & styles について
東京・吉祥寺を拠点に結婚式や家族写真、ニューボーンフォトなどの出張撮影を手がけている小さな写真事務所を経営している私達。 こちらのブログは基本的に毎日の撮影からのエピソードをご紹介していますが、時々、海外や国内旅行からの思い出も語っています。もし良かったから、是非他の記事もチェックしてくださいね。
フォトグラファーのTsutomu は以前、アメリカに大学時代かわ合わせて、9年ほどアメリカで過ごしていました。最後の数年間はワインで有名なナパバレーにある新聞社にてカメラマンとしても勤務。
帰国後に、アメリカでの経験を元に、ドキュメンタリーの要素を取り入れた写真事務所を立ち上げました。
私達の写真にご興味がありましたら、是非ホームページもチェックしてくださいね。
bozphoto & styles の撮影メニュー
■結婚式撮影について ▶
■七五三撮影について ▶
■家族での記念日の撮影 ▶