
去年の10月、秋風が少しずつ心地良くなってきた穏やかな午後。 鬼子母神で双子ちゃんのお宮参り撮影をさせていただきました。
いつもは緑に囲まれて広々としてい静かな神社、この日はちょっと賑やかな感じ。
10月16日から開催される御会式大祭という、この大きなお祭りが開催される数日前だったので、露天の準備でちょっと賑やかな感じ。
そこに登場したのは、産まれて半年のふっくらした二人の男の子。そして付き添いには数日後に始まるお祭りのように、主役を盛り上げてくれる楽しいご家族の面々でした。
双子でのお宮参り、産着はどうする?

赤ちゃん達の初めてのお祝い。 双子ちゃんでのお宮参りでは統一感をだしたほうが可愛らしさが倍増して良いですよね。 でも、全く同じ柄で揃えるのは至難の業。
ご夫婦はネットショップで似たような柄を色々と探してみましたが、子育ての合間で中々大変。ということで、産着のご用意も私達のほうでお任せにして頂きました。
bozphoto & styles では数はまだ少ないですが、お宮参り用の産着レンタルも去年から始めました。
男の子用は古典柄で、格式高いお宮参りにもぴったりの物。 双子ちゃんでのご依頼も想定して、ある程度似たようなデザインで合わせています♪
双子でのお宮参り、誰がだっこすれば良い?

昔からのしきたりなどでは、特に何か理由がなければ、父方のお祖母様が産着での抱っこがメインだったそうです。父方の祖母が不在の場合や、お体が不自由な場合は母方の祖母が、もしくはママが抱っこと、生みの親であるママの優先順位は低かったそうです。
では、双子の場合はどうでしょうか?
・父方の祖母、母方の祖母が抱っこが正式な形だそうです。もしフォーマル的な写真を撮るのであれば、パパとママは中央で手ぶら。 その両脇に赤ちゃんを抱えた祖母が座る形。
で、お詣りの際もその流れで本殿に入っていきます。
でも、最近は赤ちゃんを産んだママが赤ちゃんを抱っこするべき、という風潮になってきました。
ですので、双子の場合でも
・ママが赤ちゃん一人を、パパがもう一人を抱っこ
という形が一般的です。
bozphoto & styles ではご祖父母も参加されている際、どちらの形にするかは皆様にお尋ねしています。
ママとパパが抱っこの場合でも、私達の撮影では交代制にしています。折角だから、お祖母様やお祖父様にも産着体験をしてもらいましょう。 参加された皆さんにとっても良い経験になります♪
お宮参りにはいつ行くべき?

お宮参りは一般的には、男の子は生後31日目、女の子は生後32日目に行うとされています。
しかし、現代ではこの日に必ず行わなければならないという決まりはありません。
赤ちゃんの体調や天候、家族の都合に合わせて、時期をずらすことも可能です。
特に双子ちゃんの場合は大変。 二人同時に泣かれると、どちらを優先すれば良いか、ご両親もパニックになっちゃう事もありますよね。 授乳やおむつ替えのタイミングが重なると、てんてこ舞いに。
今回のご家族の場合、
・一ヶ月以上予定日よりも早く誕生した
・出産で体力を消耗したママの体が回復するのを待って
・夫婦二人での双子子育てにある程度慣れてきて
・二人だけではなく、祖父母のサポートが絶対必要で、来て貰えるスケジュール調整もあり
ご家族にとってベストだったのが生後半年となりました。
生まれ立ての頃と比べるとぷっくぷくに成長しましたが、それはそれで可愛らしくて♪
祖父母は盛り上げ係
今回ご参加頂いたご祖父母はとにかく賑やかで盛り上げ上手。
赤ちゃん達の応援団となってくれました。
赤ちゃんそれぞれでのソロショットは必要?
双子ちゃんのお宮参りだと、どうしても一緒に撮っちゃいますが、一人ずつでの写真もやっぱり欲しい? ご両親にはリクエストを聞いていますが、今回のパパとママからは、ずっと一緒で良いとの事でした。
これから成長していくと、お互いの性格もどんどんと違ってきて、二人が違う道を進んで行くだろう。 だったら、今のうちだけでもずっと一緒の写真、残しておきたいですよね、そんなお言葉を頂きました。
そういえばこの日は、片方(たしか弟君)はずっとスヤスヤと寝ていて、お兄ちゃんは泣きはしないけど、ずっと目を覚ましていました。 パパ曰く、お兄ちゃんのほうが神経質らしいとのことw

鬼子母神は境内での撮影は比較的自由ですが、本殿前のお賽銭箱付近は参拝者で混み合うのと、ご祈願中は撮影は出来ません。
ですので、境内にある稲荷神社さんのほうで、お詣りしているシーンは撮らせて頂きました。
鬼子母神での撮影許可について

神社の中でも稲荷神社のエリアは一番絵になりますよね。
鬼子母神さんでのお宮参りの記念写真を撮る場合、いくつかの事をお守りいただく必要があります。
1.必ず撮影の当日、ご祈願をして頂く
2.事前の撮影許可申請を行う必要がある
3.他の参列者さんも配慮して撮影を行う。 決して私達が優先ではないので、他の参拝者が歩行している間、撮影を時折中断させていただく場合もあります。
1については、神社やお寺は公共のスペースではなく、お詣りをして頂く方へ特別に記念写真の許可もしているという形になるため、撮影だけの利用はご遠慮頂いております。
2も撮影申請に関しては bozphoto & styles に撮影予約を頂いた時点で、私達のほうで手続きをさせていただきます。 なお、許可を頂くのに最長で一週間ほどかかる場合があるため、ギリギリでの撮影予約はお引き受け出来ない場合があります。
産着は外して休憩タイム
bozphoto & styles でのお宮参りは約60分ほどとしていますが、厳密に1時間で終わり、という訳ではありません。
赤ちゃんは突然お腹が空いて泣いちゃったり、ウンチが出てきたり、もしくはママも途中でちょっとお疲れになる事も。
ですので、皆さんの具合を見て、授乳タイムやご祈願タイムなども入れての休憩時間も、必要に応じてご提案しています。 勿論、構いませんでしたら、その間も写真を撮っています。
休憩中、一人はあくびばっかりかいて、もう一人はやっぱりぐっすり。
その様子が本当に可愛らしかったです。
ばぁばだけショット、夫婦でけショットなどなど
もしご祖父母も参加されている場合は、赤ちゃんは二人のばぁばにお任せして、ご夫婦二人だけでのツーショットも撮ったりしています。
結婚式以来、二人だけでの写真なんて撮る事がなかった、そう仰るご夫婦も多いこと。 なので、この日の為の素敵な服装で写真を残してあげると、皆さん後から見返して見て、とっても喜んでいただいてます。

この写真を撮っている時は、両家ばぁばに子育てのコツを新しい世代の親たちに伝授してもらっていました♪

鬼子母神の入り口付近にある大銀杏での記念写真。
樹齢は約700年。 高さ33メートル、幅も11メートルの立派な巨木。
この木には「乳」と呼ばれる気根が垂れ下がっていて、 触ると子供が授かると言われていました。そのため、 昔は「子授けイチョウ」とも呼ばれていたそうです。
そんなパワーがありそうな木を眺めながら、ご祈願前のラストショット。

最後はご祈願に入る前での、親子四人での記念写真。
みなさま、お疲れ様でした。
次にお会いするのは一歳の誕生日の時でしょうか?
またお会いするのが、これから楽しみです。
bozphoto & styles のお宮参り撮影
特徴は...
1. 自然体な瞬間を捉える
あくまで自然な姿を写真に残すことを大切に、赤ちゃんや家族の笑顔、仕草、雰囲気など、ありのままの姿を写真に収めます、
2.光を活かした美しい写真
光を巧みに利用した撮影を得意。自然光を活かした、優しく温かい雰囲気の写真です。
3.ロケーション撮影
神社だけでなく、公園や自宅など、希望の場所で撮影。
背景や季節感を活かした、思い出深い写真として残ります。
4. 家族の絆を大切に
赤ちゃんだけでなく、家族みんなの自然な笑顔を引き出すことを大切にしています。
家族の温かい雰囲気が伝わる写真に仕上げるよう、心がけています。
ご興味がありましたら、まずはLINEにてお問い合わせください
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