こんにちは。
東京・吉祥寺を拠点に全国各地へ家族写真や、ウェディングフォトの出張撮影を手がけている、bozphoto & styles です。
こちらのブログでは、お子さんの記念日での「思い出に残る写真」を残されたい方への、ご参考にただけるような役立つ情報を紹介しています。
今回ご紹介させていただくのは、古都・鎌倉の代表的な神社、鶴岡八幡宮さんでのお宮参り撮影についてです。
地元にお住まいの参拝者さんだけでなく、横浜周辺や藤沢他、けっこう遠方にお住まいの方も、七五三やお宮参りならここ、とされている方も多い人気の神社さん。もちろん、鎌倉観光での目玉の一つだったりもするので、アジサイの時期などはすっごい人で溢れかえっています。
それでは、鶴岡八幡宮について、詳しくご紹介させていただきますね。
■鶴岡八幡宮
【住所】神奈川県鎌倉市雪ノ下2丁目1−31
【電話番号】0467-22-0315
【アクセス】
「JR鎌倉駅」東口から徒歩10分
横浜横須賀道路(旭横須賀道路)の朝日奈ICから約五キロ
【駐車場】駐車場あり(40台)
【ご祈願受付時間】8:30 - 16:30
【ご祈願の受付】当日現地でのお申し込み
【ご祈願中の撮影】不可
詳しくは公式ホームページもご覧下さい
鶴岡八幡宮の歴史や由緒・ご祭神について
歴史について
鶴岡八幡宮の歴史は、1063 年に源氏の氏神として由比ヶ浜に八幡神を祀った事から始まります。 その後、「いいくにつくろう鎌倉幕府」でも有名な源頼朝が平家打倒の為に立ち上がった際、現在の場所に神社をうつし、鎌倉の町作りの中心的な存在としたそうです。 ですので、鶴岡八幡宮は鎌倉武士達にとっての守護神的な存在となってきました。
それゆえか、現在でも八幡宮の参道では「やぶさめ」という馬から矢を射る競技など、武士にまつわるお祭りが毎年行われています。
高い位置に本宮(本殿)がある理由
鶴岡八幡宮の本殿は61段もある、けっこう急な階段の上にあります。参拝の際、ちょっと息を切らしながら登る必用がありますよね。
鶴岡八幡宮はこの地に移動してすぐ、1191年に火事が起こりました。すぐに再建されたものの、その後も何度か火災により、社殿を失う事になります。現在本殿が高い位置にあるのは、火災から建物を守る為と伝えられています。
ご祭神、ご利益について
鶴岡八幡宮のご祭神は、「応神天皇(おうじんてんのう)」、「比売神(ひめがみ)」、「神功皇后(じんぐうこうごう)」。この三つの神様は八幡神で、「武運の神」として武家に篤く信仰されていたことから、家の繁栄のみならず勝利祈願・必勝祈願、そこから勝負運や仕事運に強い神社と言われています。
また、神功皇后が身籠っている時に戦に遠征し、その後、無事に出産したことから安産、子育てにもご利益があるそうです。
鶴岡八幡宮へのアクセス・駐車場について
鶴岡八幡宮にお宮参りで来られる方の多くはお車だと思われますので、まずは車でのアクセスについてお話させていただきます。
ご祈願をされる方には、参拝者専用駐車場が2カ所用意されています。
上の地図を参照してください。
北側、地図の左端のほうが第一駐車場。車椅子でしたり、足が不自由な方はこちらからのほうが、階段を使わずに本殿まで行けるので便利です。
ただし、こちらの駐車場はバスの駐車スペースも兼ねているので、ツアーバスが多い場合、貸し切りになったり、すぐに満車になってしまいます。
歩くのに問題が無かったり、参道を始め、境内で沢山写真を残されたい方は、南側にある第二駐車場をご利用ください。ここから徒歩三分くらいで境内に入れます。
どちらの参拝者専用駐車場も、最初の2時間が無料で、その後は30分につき 300円となります。 ご祈願のお申し込みをされる際、駐車券を提出するようにしてくださいね。
鶴岡八幡宮が混んでいる時期
鎌倉は歴史ある神社仏閣や四季折々の花を楽しめる、数多くの見所がある街です。そのため、時期によってはとっても混み合います。
1月~3月は他の時期と比較すると空いています(年始を除く)
3月末の桜の時期以降は週末になると中々混み合いますので、お車で来られる場合は時間に余裕を持って来られるようにしたほうが良いです。場合によっては、高速道路を降りて、北鎌倉駅から鶴岡八幡宮まで30~45分ほどかかる事もあります(通常は10分ほど)
平日でも気をつけた方が良い時期としては
(1)「例大祭」の時
9月14日~16日の間に行われる鶴岡八幡宮一番のお祭り
(2)アジサイが満開の時期
6月中旬から7月中旬頃
(3)紅葉シーズン
ですね。
朝10時までであれば、観光客が来る前なので少し空いています。
鶴岡八幡宮でのお宮参りの撮影スポット
鶴岡八幡宮はとても長い参道と、広々とした境内で知られています。 産後1~3ヶ月のまだまだ体力が少しずつ回復してきたばかりの頃。あまり無理はなさらない方が良いです。
そのため、事前にどの場所での撮影をご希望かいくつかピックアップして頂き、タクシーの場合と、マイカーの場合で撮影開始場所を変えています。
八幡宮の入り口付近で人気のスポットといえば
(1)大鳥居付近の太鼓橋
(2)段葛
です。2は「だんかずら」という、八幡宮の前にある、一段高く造られた参道の事です。
並木も綺麗ですが、本殿からはかなーり遠いので、先に大鳥居付近で車を降りていただくなどのほうが良いかもです。
次の撮影スポットは、太鼓橋の両端にかけられた橋です。
名前は… 調べてみましたが無いみたいですw
この橋から見える池の蓮の風景はとっても綺麗。 時期によっては、この池から綺麗に光が差し込んで来るので、逆光で主役の皆さんがキラキラと輝く写真を撮れます。
桜の時期ですと、反対側の橋の辺りに小さな、綺麗な桜が咲いています。
参道と、舞殿を背景に
次に人気の撮影スポットと言えば、やっぱり長い参道と、枚殿前のエリアですね。
参道は奥にある本宮を背景に望遠レンズで写真を撮ると、鶴岡八幡宮に来たって感じになります。
舞殿は結婚式も行われる場所。 いつもとっても賑わっているエリアです。
白旗神社近くの参道
メインの参道を舞殿にたどり着く前に右に曲がり、そこから次の角を左に曲がった所に、別の小さな参道が現れます。こちらは、源頼朝公、実朝公がお祀りされている白旗神社さんへの参道で、鶴岡八幡宮の中でも比較的静かなエリア。
表の参道が混み合っていても、ここは誰もいない事も多く、周りの緑を背景に落ち着いた写真を残すにはベストな場所です。
ここの参道ってちょっと京都っぽくて、個人的には一番好きな場所です。
白旗神社からまたメインの参道のほうに戻る途中に、立派な赤の橋があります。下には立派な鯉も泳いでいる池。 ここも実は人気の撮影スポットで、特に七五三や結婚式の花嫁さんがよくいらっしゃいます。この日はその方達がこのエリアでしばらく撮影をされていたので、私達はお譲りして、本殿のほうに向かいました。
本宮前の階段辺りでの撮影について
鶴岡八幡宮に来たら、石段を登った先、本宮前で記念写真を撮りたいとなりますよね。背景には舞殿をはじめ、鎌倉市内が一望出来るスポットですので。
ですが、ここでの撮影は注意が必要です。
基本、階段の途中や、階段を登り切ったエリアでの撮影は禁止となっています。警備員さんもいらして、常に立ち止まって写真を撮っている参拝客へ注意喚起もしています。
61段もの階段の前で立ち止まるのは危ないですからね。
こちらでの写真をご希望の場合は、階段の端っこでパッととって、すぐに移動するようにしています。
鶴岡八幡宮には授乳したり、休憩出来る場所ってあるの?
鶴岡八幡宮の境内はとっても広く、ママやお子さんも途中で一旦は休憩したいですよね。 ご安心ください。 境内のちょうど真ん中あたり、舞殿の近くに休憩所が用意されています。
売店やお手洗いもあって、お腹が空いた時には軽食も食べれます。
トイレにはオムツの交換台もあります。
授乳スペースはこちらと、ご祈願を受ける方用の待合室(大宮の隣)の2カ所にあるので安心ですね。
あと、この休憩所の外が意外に綺麗な撮影スポットなのです。
テラスの部分。ここは緑に囲まれていて、その下は池。
静かな雰囲気で、秋になると紅葉もとっても綺麗です。
鶴岡八幡宮での撮影の際はご案内いたしますね!
撮影の際、ママは産着をずっとつけていないといけないの?
お宮参り撮影といえば産着。
撮影の際、ママがずっと赤ちゃんを抱っこ、そして産着を付けている必用がありますか?というご質問をよくいただきます。
答えはNo.
bozphoto & styles の撮影の場合、ママが産着を付けているのは、全体の10-15%くらい。時間で言うと、15分もあるかなってところ。
お宮参りでの赤ちゃんの抱き方ってちょっと独特で、意外に疲れます。お顔が見えるようにしないといけないので、縦抱きになるので。
皆さんとお会いしたら、まずはどこで産着ありと、無しバージョンで写真を残したいか、ママに聞いています。 たいていの場合、最初の10分位は産着なしバージョンで、普通の抱っこ姿で撮ったり。
そして本宮前や、一番写真に残したいスポットにたどり着いたところで、産着を着てもらいます。
ママの産着姿も十分に写真に残したなと思ったら、ここで両家のお母様にも産着を付けて頂きます。
折角の機会ですから、お祖母様やお祖父様、パパにも産着体験をしてもらいましょう♪
もしOKを頂けたら、一緒に来てくれたお祖父様やご親戚の皆様にも産着トライをしてもらってます。
鶴岡八幡宮でのお宮参り撮影は bozphoto & styles にお任せ!
鶴岡八幡宮には15年前から結婚式をはじめ、七五三やお宮参りで何度も訪れた経験があり、実はかなりのエキスパート。ちょっとしたガイドも出来るくらい詳しいです♪
撮影時間とスポットによって、二つのプランをご用意しております。
撮影の基本料金
38,000円 ショートプラン
一カ所、約1時間の撮影
境内のみでご家族での記念の写真を残されたい方へのプランです。
約150枚位の撮影データのお渡しとなります。
50,000円 ロングプラン
二カ所、約2時間の撮影
少しご自宅での様子や、ご祈願後の公園、庭園、ご家族でのお食事会など、二カ所での写真をゆっくりと残されたい方への撮影プラン。
約200枚位の撮影データのお渡しとなります。
プリント商品ポイント
三種類の写真パネルやフォトアルバム、台紙など、様々なプリント商品を取りそろえている bozphoto & styles。 ショートプランで3,000円分、ロングプランで5,000円分、プリント商品をご注文頂く際、割引きとなるポイントが付いてきます。 サンプルは撮影の際にもご用意しますので、お時間がありましたら是非ご覧下さい
産着レンタルについて
男児用、女児用それぞれで二種類の柄の産着をご用意。4000円にてレンタルしております。 bozphoto & styles にてニューボーンフォト撮影のご依頼も頂いた方へは、無料レンタルとしてプレゼント。是非ご検討ください!
ご自宅でのお支度
スタッフがご自宅にお伺いして、お父様やお母様の着付けやヘアメイクも承ります。ご自宅でゆっくりと準備を進めることが出来るのでオススメです。
※ご希望があれば、お支度中に赤ちゃんの産着姿の写真をお撮りします。
撮影のお問い合わせはお気軽に、公式LINEのほうからご連絡ください!
お宮参り撮影でよくいただくご質問への Q & Aまとめ
Q: 雨の場合はどのようになりますか?
A: 雨の場合、3つの中からお選び頂いてます。
1.時間帯を雨が止んだときに変更(神社の予約や、他の撮影が入っていない場合)
2.雨でも予定通り撮影
3.撮影を延期
撮影の延期は半年以内であればキャンセル料金は発生しません。
Q: お参りをいつ行うべきか?
A: お宮参りとは生後30日頃、赤ちゃんが無事に誕生した事への感謝と、これからの成長を願ってのご祈願。 しかし、赤ちゃんやママの体調の事を考えて、時期をずら事もありだとは思います。 ご出産後一ヶ月はまだまだ、産後の体力が回復しきれていない頃。 無理は禁物です。 私達のお客様では、100日のお食い初めの一緒にされる方も多く、オススメです。
Q: 境内での撮影許可について
A: 境内でのプロカメラマンによる撮影は許可されています。しかし、撮影の際は他の参拝者様や通行の妨げにならないよう、配慮を求められています。 鶴岡八幡宮の場合、特に参道の真ん中に長時間立ち止まっての撮影や、大階段での撮影は禁止となっています。
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