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真夏も涼しげに過ごせる料亭 - つきじ治作での結婚式


つきじ治作の玄関で佇む新郎新婦さん

梅雨明けとなり、本格的な夏の暑さが始まったこの頃。

連日のように36℃越えとなり、男性の私でも外を歩くのに日傘が必須だなと感じちゃいます。

7月末、結婚式撮影で訪れたのは、隅田川のほとりで90年もの間続いている料亭さん。門をくぐって一歩敷地内に入ると、東京にいる事を忘れてしまいそうな世界観に囲まれます。

数寄屋造りの和の建物ですが、中央部分には広々とした池と日本庭園が広がっていて、クーラーのかかった室内で涼しみながら、外の空間も窓から楽しむ事が出来る。


真夏なのに、暑さを忘れさせてくれる空間での結婚式でした。



今回結婚式をされた新郎さんはお仕事でドバイ在住の方。新婦さんもブラジルで長年日本語教師として働いていた方。 そんな国際的なお二人だからこそ、結婚式は徹底的に和にこだわった場所で過ごされたかったそうです。 



そうそう、つきじ治作さんの入り口や中庭は四季折々の雰囲気を味わう事が出来ます。

夏の緑満開だけでなく、桜や紅葉など、それぞれの季節で違う表情を見せてくれます。 よろしければ、過去のブログエントリーでもいくつかご紹介しているので、是非チェックしてみてください。






治作さんの玄関を上がると目の前に広がるのが中庭の池。

そこには100匹くらいの立派なコイが泳いでいます。


結婚式の撮影に訪れて一番最初に写真に収めるのは新郎新婦さんの指輪。会場の雰囲気やその時の季節感などを背景に入れるように心がけていますが、この日は朝日が綺麗に差し込んでいたので、それと共に、この会場の一番の魅力とも言える鯉達を背景に、指輪写真を残す事にしました。






和装で結婚式を考える花嫁さんなら、きっと誰もが憧れるのが「日本髪」


日本髪といっても実は沢山の種類があるのですが、花嫁さんの髪型とされているのが「文金高島田」という形。


和の結婚式だから日本髪にはしてみたいけど、自分に似合うのかが心配と思ったり、日本髪のカツラを被ってみたら、思った以上に頭が大きく見えて、これは無理だと感じてしまった方も多いみたい。


でも、地毛結いはその方のお顔の特徴に合わせて高さやボリューム感を調整出来るので、じつは誰でも似合うように出来るそう。 髪の長さも、鎖骨の辺りまであれば結う事が出来ます。

もしご興味がありましたら、是非担当のヘアメイクさんにご相談してみてください♪





つきじ治作での結婚式の特徴の一つが、お支度後に新郎新婦、それぞれのご両親が待つお部屋へ訪れて、晴れ姿をお披露目する時間を作ってくれる事。 ご両親が待ち遠しくしている個室へ花嫁さんが現れて、少しの間、プライベートなひとときを過ごさせてくれます。


その時にご希望があれば、お母様から新婦さんへ、紅差しの儀をさせて頂けます。 







お顔合わせが終わった後、料亭内でのロケーションフォト撮影の時間となります。 約800坪もの敷地があるので、室内といえど、色々なバリエーションのある場所での撮影が出来ます。 沢山の撮影スポットがあるので、どこで写真を残そうかと迷ってしまうくらいに。 この日の結婚式は私達一件だけだったので、ゆっくりと館内の沢山の場所で撮影する事が出来ました。





私がつきじ治作さんを訪れる度に素敵だなと思うのが、広々とした親族控え室。


結婚式が始まるまでの間、ご家族やご友人の皆さんもゆっくりと過ごしています。 フォトグラファーとしても、時間が許す限り控え室を訪れて、新郎新婦を待ちわびている皆さんの様子を写真に残すようにしています。






治作さんの館内にある神殿で行われる結婚式。以外に広さがあるので、ご親族だけでなく、ご友人の皆様も含めて50名もの方が参列出来るのが魅力の場所です。 

神殿内での結婚式は5年ほど前から持ち込みカメラマンでの撮影は禁止となりました。


もしつきじ治作での結婚式の写真を残されたい場合、つきじ治作の提携写真事務所であるイースターエッグさん経由で Tsutomu をご指名ください。 その流れでしたら、私がこちらでの撮影を担当させていただくことが出来ます。





結婚式も無事に終わり、披露宴のスタートです。

つきじ治作さんには10名ほどから100名ほどまで参列者の人数により、様々な会場が用意されています。 個人的に好きなのは、三面が池が見える窓に囲まれた開放的な景観な特徴の「すみだ」という会場。ただ、こちらは少人数専用の場所。


この日は最大級の広さを誇る100畳敷の大広間でのパーティーでした。





bozphoto & styles に結婚式撮影のご依頼を頂く方として多いのが、「私達よりも、とにかくゲストの皆さんの写真を沢山残してください」というリクエスト。 お祝いしてくれる方がいるからこそ成り立つ披露宴。 その皆さんが楽しんでいる様子を見返したい。そんな思いがあります。


お色直しの際には時間を見つけて、両家ご両親のツーショットも撮ってあげています。


二人で肩を組むなんて20年ぶり! なんて言って照れながらカメラ目線をしてくれるご両親。とっても可愛らしいです。





お色直しの入場はお父様と。神前式なので花嫁のエスコートが出来なくて少し残念がっていたパパへ、お役目を作ってあげたそう♪ 照れながら入場するとさらなるサプライズ。 実はこの日が新婦父の誕生日。 新郎みずからアカペラでの「ハッピーバースデー」のコーラスと共に、誕生日ケーキまで用意して頂いてました♪





披露宴も佳境を迎え、最後の15分でようやくご飯を食べる事が出来た新郎新婦さん。


オリジナルメニューなども作ってくれてるみたい。 治作さんは「水炊き」という鶏鍋が一番有名ではありますが、新郎新婦さんの出身地の名物を取り入れたりの特別メニューも作ってくれたりするそうです。 






披露宴後も少しだけお時間をいただき、お色直しの衣装でのロケーションフォト撮影。

最後は隅田川を一望出来る屋外スポットで、青空と共に記念写真を撮りました。


これから先、海外生活が始まるお二人。これからもお幸せに!




結婚式撮影の写真事務所

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