以前のブログ記事でもお話させていただきましたが、
bozphoto & styles の Tsutomu が写真を始めた時、毎日のように撮っていたのはストリートフォトでした。
その当時住んでいたのがアメリカ西海岸のシアトルという、とても魅力たっぷりの街だったので
(スターバックスやマイクロソフト、ボーイングの発祥の地として有名です)
被写体には困りませんでした。
アメリカ時代のストリートフォトはこちらのエントリーから
イタリアに旅行へ行った時のストリートフォトはこちらから
私が日本に帰国してから約12年。
それまで9年間日本を離れていたので、帰国した当初は日本の街並みがとても新鮮で、
毎日のようにカメラを持って歩き回っては、道端に広がるストーリーを探していました。
日常のシーンだけでなく、暇さえあれば各地のお祭りなどに訪れてもいました。
一枚目の写真は、旧正月真っ只中だった長崎に訪れた時の物。
この時期は街全部がランタンに照らされて、中華街に様変わりしていました。
中華街のど真ん中での様子も沢山撮りましたが、この日撮った中で一番お気に入りだったのがこの写真です。
ここ数年、ストリートフォト撮影は旅行に行く時以外はお休みしていました。
10年以上東京に住んでいると、だんだんと目の前の光景が物珍しく無くなり、
新鮮な気持ちで写真を撮ることが出来なくなってきたのです。
しかし、外国から時々訪れてくれる友人フォトグラファーが東京各地で撮った写真をシェアしてくれるのですが、
そうすると、普段歩いていて気が付かなかった新しいアングルを見せつけてくれたりします。
そうしてくると、自分の中にももう一度カメラを持ち歩く生活を初めて見ようって気持ちが湧いてきました。
ウェディングやエンゲージメントフォト撮影をしている中でも、このストリートフォトな感覚を取り入れて行けないかなと、最近は模索中です。
Photo by Tsutomu