5月5日のこどもの日、日本橋にそびえ立つ老舗ホテル、ロイヤルパークさんでの結婚式を撮影させていただきました。
ロイヤルパークといえば横浜のランドマークタワーにあるホテルや、汐留や京都、福岡などなど、全国各地の高層ビルにあるホテルとして有名ですが、日本橋のこちらはフラッグシップ、いわゆる本家の場所です♪
特徴的なのは、ロビーに入ると目の前に広がる天井のシャンデリア。天の川をモチーフにしているそう。 ここのロビーでの結婚式プランもあるそうです。 日本橋界隈で商売をされている方が結婚式を挙げる際は、必ずこのホテルという伝統というか、しきたりもあるような場所です。
こんにちは。
bophoto & styles のフォトグラファー、Tsutomu です。
吉祥寺を拠点に全国各地へ、結婚式やニューボーンフォト、七五三などの家族写真などの出張撮影を手がけている小さな写真事務所です。
私達については、プロフィールページも是非チェックしてください。
今回撮影させて頂いた主役はこちらのお二人。
実は3月初め、井の頭公園での早咲きの桜と共に和装の撮影をさせていただきました。
その時の様子はインスタで少しご紹介しております。
東京駅から車で約10分。 でも、日本橋という、ちょっと昔ながらの街の中にあるので、歴史と伝統もかんじさせてくれる場所。 厳格さを感じさせてくれる場所ということで、お二人はこの場所を結婚式場として選ばれたそうです♪
結婚式撮影の最初は指輪とドレスから
ウェディングフォトのご依頼を頂いて会場入りする際、一番最初に撮影させていただくのは必ず、指輪か新婦さんのウェディングドレスからと決めています。
ロイヤルパークさんは残念ながら、お支度中の美容室での撮影は禁止となっているため、お二人とお会いするのはお支度後から。 そのため、ドレスの写真は諦めました。
その代わり、指輪だけでの写真をご希望の場合は、新郎さんがお支度入りする前にロビーでお会いして、お二人の指輪をお預かりし、約30分のお支度中の間に指輪の写真をお撮りしています。 どんな写真を撮るかは毎回お楽しみに！ なるべく新郎新婦のお二人が選ばれた会場の特徴を取り入れるようにしています。
チャペルでのファーストミート
ホテル四階にある白を基調としているチャペル。
お二人の撮影はここからスタートしました。
ウェディングドレスは秘密にしたかったので、衣装選びも夫婦別々に。でも迷っちゃうから、新婦さんはお母様とドレスを選ばれたそうです。
どんな時もシャッターチャンス
ファーストミートの後、少しチャペルで撮影。
そして一階メインロビーや大階段での撮影と進みました。
チャペルや、いわゆる「フォトスポット」だけでなく、移動中の何気ない所でもシャッターを切るようにしています。シャッターチャンスは色々な所に転がっていて、ロビーを歩いている所が実は素敵だったりするので。 写真がちょっと苦手ってかたにも、気がつかないうちに綺麗な写真、残しています♪
ホテル館内でのロケーションフォト
ロイヤルパークホテルの主なフォトスポットと言えば
・外のホテルロゴの前
・ロゴ周辺の車寄せや、外の空を入れて
・ロビーの大階段にて
・二階から天の川の天井も入れて
などなどが定番の場所です。
今回入らせて頂いて、他にも良い場所があるなと思いましたが、時間的な都合で撮る事は出来ず。 沢山の写真を残されたい場合、「最低20分は写真タイムにしたい」とか、「この場所での写真は絶対残したい」と事前に担当者さんにお伝え頂いたほうが、当日のスケジュールも工夫してくれます。
親族控え室での様子
親族控え室には写真のチャンスが沢山。
新郎新婦が別室に待機されている間、先に控え室に入って、ご両親での仲むつばじい様子や、ちょっと恥ずかしがり屋のお姉ちゃんの子供達など、ご家族が楽しまれている様子なども沢山撮らせて頂きました。
時間があれば、新婦家、新郎家での集合写真も撮ります。親族集合写真は挙式後、フォトスタジオでフォーマルな写真も撮りますが、控え室でのカジュアルな感じも良い感じです。
チャペルでの入場シーンは外から撮るか、中から撮るか？
結婚式撮影の事前打ち合わせの際、新郎新婦さんには入場シーンをどこから撮影するか、確認しています。
8割くらいの方は、中から、要するにカメラマンはチャペルの中に待機しての形をご希望されます。 お二人は入場されるまでは、新郎新婦がやってくるのをワクワクしているゲストの皆さんの様子も沢山撮ります。
外から撮影する場合は新郎新婦さんが中心に。
入場までの控え室で、一緒に歩くのに緊張しながら待機している新婦父の表情だったり、入場シーンでチャペルから光が入りこんで来るのを、ドレスの後ろ姿と共に写真に残すのはドラマチック。
カメラマン二人プランでしたら、その両方も写真には残せるので、もしよかったらそちらもご検討ください！
新郎へのジャケットセレモニー
去年から人気上昇してきた、「ジャケットセレモニー」
新婦さんはお母様からベールダウンして頂くセレモニーがありますが、新郎さんはただ、歩くだけでしたｗ
そこで、新郎も主役にしようということで始まったらしいこのセレモニー。
お母様から最後の身支度という意味がこめられているそうです。
今回はありませんでしたが、これと別にブートニアセレモニーが行われる事もあるそうです。お父様が息子さんにブートニアを付けてあげる形。 事前に伝える事もあれば、サプライズで当日、呼ばれる事もあるみたい！
白黒写真でのウェディングフォト
基本はカラーでの撮影ですが、ここぞという場面の時は白黒の写真も織り交ぜる事も。 例えば、色よりも皆さんの表情や、ラインが綺麗な写真の場合。白黒写真のリクエストを頂ければ、納品の際にカラーと白黒、両方のバージョンを場面によっては入れるようにしています。
リングボーイは甥っ子さんが担当。 リハーサルの時も、本番の入場シーンでもずっと笑顔。 この日一番みんなに注目されていて、一日人気者でした.
ウェディングキスはひいて撮る
結婚式のハイライト、ウェディングキス。
新郎からのベールダウンは望遠レンズでアップ目に撮りますが、キスシーンは広角で、遠くからチャペル全体が見えるように撮る事が多いです。 素敵なシーンなんだけど、あまりアップだと恥ずかしいから、って8割くらいの新郎新婦さんは話していましたので。 あ、もっとアップが良い場合は、打ち合わせの際にお伝えくださいね！
結婚式場の牧師さんってアルバイトなの？
ちまたでは、ホテルなどのチャペルで結婚式を取り仕切る外国人牧師さんは本物ではなく、アルバイトって噂が出回っています。 Yahoo news でもそんな記事があったかな。
そんな事は有りません！ 本物のクリスチャンですよ。
カソリックのように規律が厳しいキリスト教の場合、商業施設へ牧師さんが出張する事は出来ないとなっていますが、「プロテスタント」の場合は制限がもう少し緩いので、派遣もOK。 そして、牧師さんも生活しなければいけないので、平日は英会話の教師だったり、色々な仕事をされている事が多いです。それを見て、「アルバイトの牧師だ！」と勘違いされた方が噂を広めちゃったみたい。
これに関しては一つの記事が書けちゃうので、近いうちに詳しくお話させていただきますね。
無事に結婚式を終える事が出来ました。
新しいご家族の誕生となる瞬間です！
披露宴にも新しく、色々な演出が登場してきたこの頃。
最初の物は新婦さんのお色直しドレスの色当てクイズ。
これと思う色のペンライトを選んでいただきます。
二つ目はお二人へのメッセージボード。
これ、実はホテルが用意された物ではなく、受付を担当されたご友人の皆さんが、新郎新婦へのサプライズでのプレゼントとして用意された物。 メッセージを書いて貰ったカードを、額の中に入れていただくのです♪
披露宴での料理は全皿写真に残します
そして披露宴がスタート。
披露宴と言えば美味しい料理。
結婚式に来ていただいたゲストの皆さんに何か一番印象に残ったかアンケートすると、一位に上がるのは大抵、「料理が美味しかった」ということです。
なので、新郎新婦さんは料理で会場を選ばれることもしばしば。
でも、肝心な主役がご飯を食べるチャンスが無かったりするので、時間を見つけて料理の写真、全て撮っています。勿論、美味しさが伝わるように！
ケーキカットはやっぱり、披露宴でゲストが一番盛り上がる時。
主役の二人を撮った後はすぐに場所を移動して、記者会見張りに集まっている皆さんの様子を撮ったり、動き回っています。
お色直し入場はちょっとしたパーティーモード。
新婦さんのドレスの色当てクイズの答え、皆さん当たったかな？
そして、披露宴もフィナーレへ。
両家ご両親へのプレゼントとして、自分達が生まれた時の体重に合わせたお米を渡すってのは昔からありますが、そこに顔写真も付いているというのは初めてみました。 米俵よりも可愛らしくて。でも、これだと勿体なくて食べる事、出来ませんねｗ
披露宴が終わった後、少しだけお時間を頂いて、「天の川」のシャンデリアを背景に写真を残しました。 最後の一週間は結婚式の準備でほとんど寝る時間が無かったというお二人。まずはお疲れ様でした。 そして、これからもお幸せに！
最後まで記事を読んでいただき、ありがとうございます。
bozphoto & styles は吉祥寺を拠点にウェディングフォトの撮影を手がけている写真事務所です。 16年という長年の経験から、綺麗な写真を残すだけでなく、お二人にとってベストな一日のスケジュールのご相談だったり、ちょっとしたご提案など、トータルで良い一日を過ごしていただくお手伝いをしております。
お問い合わせもLINEからお気軽に♪
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