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5月の七五三撮影のススメ!爽やかな新緑の中で思い出を残そう


鯉のぼりも舞う中、5月での七五三詣りについて


七五三を秋以外に撮影するご家族が増えています


七五三の記念写真を撮りたいご家族にとって、「いつ撮るか」は大切なポイントです。一般的には10月・11月の秋にご祈願や撮影をされる方が多いですが、近年では3月や4月の春、5月の新緑が美しい季節に撮影を希望されるご家族も増えてきました。


春は柔らかな日差しと色とりどりの花々、初夏は青々とした新緑に包まれ、境内でのお写真もとても爽やかな雰囲気に仕上がります。





今回の撮影:こどもの日の諏訪神社にて

七五三の着物を着た姉妹と、両親が本殿前で揃って立つ記念写真。


今回撮影したのは、こどもの日に訪れた高田馬場にある「諏訪神社」さん。


ご祈願中は撮影ができないため、境内でご家族をお待ちしていたところ、神社の方から七五三の歴史についてお話を伺うことができました。


神主の奥様によると、40年ほど前までは11月15日の一日に地域のご家族が集まり、朝8時から夜までご祈願が続いていたそうです。


今のように、ご家族ごとにゆったりと祈願し、その後に境内で撮影できることは、とても贅沢で素晴らしいことだとお話ししてくださいました。






七五三は春にしても良いの?

新緑に包まれた境内で、着物姿の姉妹が笑顔で手をつなぎ歩く様子。

10年前から春での七五三撮影のご依頼も少しずつ増えてきた私達。理由はやっぱり、桜の綺麗な時期に子供達の記念写真を残したい、という親御さんのご希望があったからです。


じゃあ、その他の時期は?


10月や12月、3月や4月でもOKですので、結論的にはいつ行っても問題はありません!


10月後半〜11月終わりまでの七五三のピークシーズンを外してお詣りする事で、実は色々なメリットがあります!





5月に七五三詣りをするメリット

5月に七五三詣りを行うメリットについて

春など、オフシーズンに七五三をするメリットについていくつかご紹介させていただきます。


1.神社が空いている

2.好みの着物を借りる事ができる

3.妊娠出産や、兄弟姉妹などの予定に合わせる事が出来る

4.日焼けする前に写真が残せる

5.お天気が安定していて温かい

6.新緑が美しく花々との写真も残せる


などなどの理由が挙げられます。

順番に説明していきますね。




1.神社が空いている

一番の理由は、やはりこれです。


少子化と言われているものの、10月〜11月の週末は常に混雑しています。最近では、神奈川県の寒川神社など地方の大きな神社で、以前より参拝者が増えている光景をよく目にします。


地元の小さな神社は、後継者不足などで神主が不在となり七五三の受付をやめてしまうケースが多く、その結果、少し離れた大きな神社へ行かざるを得ない、という状況になっているそうです。これは、以前訪れた高田馬場の諏訪神社の神主さんから伺ったお話です。


神社が混雑していると、きれいな背景で写真を撮りにくいだけでなく、ご祈願までの待ち時間が長くなり、お子さんがぐずってしまうこともあります。


一方、春はまだ七五三をする方が少ないため、混雑を避けて、時間的にも気持ち的にもゆったりと行動できます。




2.好みの着物を借りる事ができる

5月に七五三詣りを行うメリットについて

もしこだわりのアンティーク着物をレンタルされたい場合、人気の商品はとっても激戦。 


私達のお客様の間でも話題の、灯屋さんなどは、秋の着物が5月中旬から予約の受付を開始して、6月に入る頃にはおおかた借りられてしまうそうです。


それに比べて、5月はお客さんが少ない分、choice is yours なのです!




3.妊娠や出産、兄弟姉妹のお宮参りに合わせる事も出来る

例えば、下のお子さんを10月にご出産された場合、生後1か月の赤ちゃんを抱っこしながら、走り回る3歳のお姉ちゃんも連れて混み合う神社に参拝することを想像すると、それだけで大変さが伝わってきますよね。


体調が回復してくる春に時期をずらすのは、ママにとってもお子さんにとっても十分に「あり」な選択です。


さらに、二人目のお子さんの百日祝いと合わせて「ダブルお詣り」にすることで、別々に参拝するよりも負担が軽く済みます。




4.日焼けする前に写真を残す事が出来る

境内で向かい合い、楽しそうに笑い合う姉妹の自然な表情。

4月や5月に七五三詣りをされたママにこの時期の選ばれた理由を聞いてみると、3割くらいの方が「夏の日焼け」について言及されていました。


公園で遊ぶ事が大好きな男の子だったり、サッカーやテニスなどが大好きな女の子だと、秋までお顔がこんがり焼けちゃうお子様もいます。 


元気な証拠ではありますが、着物はなるべく白い肌で残されたいと考えるママもいらっしゃいます。




5.お天気が安定していて、それでいて温かい季節

水色の着物を着た姉が境内で振り返り、満面の笑みを浮かべる姿。

七五三で人気の11月15日以降は、日によってはけっこう冷え込みます。 また、春で桜の時期を狙ってみると、けっこう雨に見舞われます。 そう、桜が満開の時期って、10日間のうち、6日くらいは雨だったって年もありました。


それと比べてGW中などは晴れの日も多くて、しかもポカポカ陽気。それでいて、暑すぎない。 一番外で過ごすには快適な時期です♪




6.新緑が美しく花々との写真も残せる


5月は新録の美しい季節。青々とした緑に囲まれて撮影すると、鮮やかで爽やかな写真が残せます。春の柔らかい光の中での撮影は、ナチュラルで優しい雰囲気の写真になりやすいのもポイントです。


また、4月中旬以降になると桜以外の花々も順番に開花してきます。 例えば、藤、ツツジ、ライラックやポピーなど。 神社でのお参りの後、近隣の公園で花々と共に記念写真を撮る流れもありですね。





5月やオフシーズンに七五三をする場合の注意点

境内で母に手を引かれ、両手を広げて元気にポーズをとる七五三の姉妹。

メリットの多い5月での七五三詣りですが、やはりオフシーズンならではの注意点もいくつかあります。


1.神社によってはご祈願を受ける時間が限られる


ほとんどの神社さんは一年を通して七五三をさせてくれるようにはなりました。ただし、受付時間が限定的になっているケースが多いので注意してください。


例えば増上寺は秋ですと、11月一日で三回七五三のお護摩(ご祈願)を行っているのに対して、他のシーズンは12時の一回だけの受付となります。 


小さい希望の神社ですと、オフシーズンは七五三祈願をやらない事になっていたり、午前中しか神職さんが在籍していない事も。事前にご確認はお願いします。



2.千歳飴が貰えない


神社によっては秋シーズンに向けて千歳飴を大量に用意するので、春に飛び込みで訪問すると、千歳飴や、その他の記念品も秋と比べて貰える量が少ない事が。 特に千歳飴は注意した方が良いですね。 5月にお詣りされる方は、事前にネットで購入されるケースが多いです。



3.祖父母が気にする

伝統的な行事なので、七五三は11月に行うべきと考える祖父母もまだまだ多いのが現状。 両家の祖父母も参列される場合は、確認しておいた方が良いかもです。






今回は、七五三の時期について、11月15日に加えて、家族の都合に合わせて時期を選ぶ家庭が増えている背景について解説しました。


七五三の時期は、お子様の成長を祝う気持ちがあれば、いつお参りしても良いという考え方が広がっています。 この記事が、皆様にとって七五三の時期を考える上で、少しでも参考になれば幸いです。





では、ここからは、この日撮影させて頂いた写真をまとめてご紹介します。 ご自宅でのお支度シーンから沢山撮らせて頂きました。








諏訪神社 基本情報


【住所】東京都新宿区高田馬場1-12-6

【電話番号】03-3209-3830

【アクセス】JR・西武新宿線・東京メトロ東西線「高田馬場駅」より徒歩7分

【駐車場】あり(台数に限りあり)

【ご祈願受付時間】日によって異なる(例:10:00~15:00)

【ご祈願の受付】予約不要(当日受付制)

【ご祈願中の撮影】不可




七五三撮影について

bozphoto & styles の七五三撮影


お子さんの成長を祝う七五三。ちょっと緊張気味なお子さん、温かく見守るご両親。遠くから駆けつけてくれたご祖父母達。その日の沢山の瞬間を自然な形で写真に残す事。それが私達の七五三撮影です。10年後、20年後その写真はきっと大切な宝物になると思います♪


七五三撮影プランは...


  • 雨天などの延期は当日の朝まで無料

  • 撮影した250枚〜写真データ納品

  • データは何度でもパソコンかスマホからダウンロード可能

  • 枚数やポーズ数の制限なし

  • ご自宅でのお支度も承ります。

  • アルバムや写真パネルをご注文頂く際の割引きポイント付き


七五三撮影についての詳細は、ホームページも是非チェックをお願いします!







bozphoto and styles について

bozphoto & styles はカメラマンの Tsutomu と、ヘアメイク/着付け師/etc を手がける妻のmakky、そしてシュナウザーの三人で運営している小さな写真事務所です。 吉祥寺を拠点に全国各地へ家族写真や結婚式の出張撮影を手がけています。


写真の基礎はアメリカ時代に培ってきた報道写真から。ドキュメンタリーな写真を得意としています。


詳しくはプロフィールページもチェックしてくださいね。

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