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明治記念館で、夕暮れの披露宴


先日ブログ記事では、明治神宮での灯り参進、日暮れ時の幻想的な神前結婚式についてご紹介させていただきました。


今回はその日の続き、明治記念館での披露宴でのお話です。



明治記念館の中でも一番人気の会場は、隣合っている「金鶏の間」と「サロン・ド・エミール」。


明治14年に建てられて、明治時代の御前会議なども行われたという由緒正しき場所だそうで、昭和な感じの和モダンが好きな方にはたまらない空間です。


そして、このお部屋は夜がとっても似合います。

明治神宮での灯り参進と同じように、松明がテラスに焚いてあり、幻想的な雰囲気がそのまま続くような感じがしました。


そして、お昼間は他の新郎新婦さんも沢山して混み合っている芝生の広場も、この時間帯は我々だけの貸し切り状態。ちょっとした贅沢な時間でした。




さて、時間を少しもどして、明治神宮から記念館への移動について。


参列者の皆さんは神宮が用意してくれるシャトルバスに乗りますが、新郎新婦さんだけは特別に、花嫁さん用のタクシー移動です。


明治神宮も12年前くらいまでは「花嫁タクシー」という、「寿」のマークがヘッドの部分に施されていて、日本髪で頭が高くなっている花嫁さん用に、天井部分が開くという特別仕様のタクシーを使っていました。

そこからアップグレードされたのが、このロンドンタクシー

その名の通り、イギリスで昔から使われているタクシー。

それを輸入して、結婚式専用車として使っています。


流石は明治神宮ですよね。

数年前から東京で増えてきた Japan Taxi。

これ、絶対にフォルムはロンドンタクシーを真似て作られていると思うんですよね。


後部座席は外からの見た目よりも広くて、実は対面シートの5人乗り仕様。白無垢を着ている花嫁さんでもゆったりと座れます。


私は毎回、助手席のほうに座らせていただき、移動中の新郎新婦さんの様子を撮りつつ、式中に緊張した事とか、披露宴では何を食べたい、なんてお話をしながら移動しています。


助手席はね、跳ね上げ式シートなので、正直あまり乗り心地はよくありません。

あくまでもオマケって感じがしますw




記念館の玄関で少し新郎新婦の記念写真、

そして芝生での家族写真の時間を頂いて、ここからは披露宴スタートです。

二人はかがり火に照られされた芝生からドラマチックに入場。

この結婚式の一番のハイライトでした。






披露宴も中盤に入って、花嫁さんのお色直し。


お色直しといえば新郎新婦がお母様だったり、ご兄弟にアテンドされての退場の演出が多いのですが、この日はリモートで参加されていた、花嫁さんのお祖母様と ipad と一緒に。


中々の新しいアイディアですよね。





披露宴も後半、新郎新婦の再入場です。

最近、結婚式の演出で「ジャケット・セレモニー」というのが流行初めています。


新婦入場の際にはお母様にベールダウンをしてもらいますが、

新郎さんはベスト姿で登場。

入場する際にお母様にジャケットを着せてもらうという演出です。

仕上げをご両親にしてもらい、結婚する息子を見送る、そんな感じなのです。





披露宴の最後に定番だった花嫁からご両親への感謝の手紙の朗読。


この日は新郎さんもお手紙を読んでました。


この特別な機会に、感謝の気持ちを伝えるというのも素敵ですよね。






最後までブログを読んで頂いてありがとうございます。


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