東京にある数多くの神社の中でも、一番結婚式として人気なのが明治神宮。
最近はインバウンドの人気観光スポットにもなっていていますが、皆さんの目的の一つは、日本での結婚式を見学出来ちゃうというところもあるみたいです。
そんな賑やかな明治神宮ですが、家族だけでひっそりと、静かに結婚式を行える時間帯があります。
それが、10月から期間限定で夕方5時頃から行われる「灯り参進」。
本殿前の広場にかがり火が並べられ、その間200メートルほどを神殿に向かって歩く結婚式です。
12月初め、bozphoto & styles でも久しぶりにこの、かがり火での結婚式の撮影をさせていただきました。
明治神宮が「灯り参進」を初めてから、東京大神宮や東郷神社、乃木神社や芝大神宮なども同じような夜の結婚式をはじめたようですが、やっぱり元祖は明治神宮さん。雰囲気の趣深さは全然違いました。
撮影は結婚式が始まる一時間前からスタート。
明治神宮さんではメイクシーンは全く撮影することが出来ませんが、お支度に入る直前の新郎さんとお会いして軽く打ち合わせ、そしてお二人の指輪を撮影するようにしています。
冬の15時はちょうど良い夕陽が境内に差し込んでいて、指輪もドラチックな光で写真に残す事が出来ました。
新郎新婦お二人のお支度が終わると、まずは神宮のカメラマンによる型物撮影が始まります。
きっちりとポーズをとり、着物の裾を揃えて、姿勢もしっかりと整えた形で新郎新婦全身の姿を撮る写真。
それが型物撮影です。
明治神宮では着物の形を整えて撮影出来る場所が限られているので、こちらの時間は会場カメラマンさんにお任せをして、その後の10分ほどのスナップを、私達にバトンタッチして頂いてます。
型物撮影の間、私も少し遠くからであれば撮影が出来るので、
ちょっと緊張している皆さんの様子だったり、撮影の合間にスナップ的な記念写真も撮らせて頂いてます。
そういえば、上でも書きましたが、明治神宮って外国人観光客にとっても人気のスポットになっているらしくて、この日は夕方まで沢山の外国語が境内で飛び交っておりました。
ちょっと不思議だったのが、お守りや絵馬、おみくじなどの売店にあった長蛇の列。全て海外からの方でした。 後から知りましたが、中華系の人達の中にはお土産などとして爆買いしている事もけっこうあるとか。 特に金色の刺繍がほどされた物は人気だそう。 御利益というよりも、ちょっとしたファッションアイテムみたいな物かもしれません。
挙式前の限られた時間を頂き、新郎新婦二人でのスナップタイム。
通常は5ー10分くらいしか頂ける事がありませんが、この日は最後の結婚式という事もあり、ゆったりと15分、写真を撮る事が出来ました。
しかも、いつもだったら混み合っている中央の広場にも行く事ができました!
中々ここで写真を撮るチャンス、巡り会う事がないのです。
新郎新婦での撮影を終えると、ご家族の皆さんがお待ち頂いている神楽殿の親族控え室へ。
結婚式前の20分ほど、式のリハーサルを行ったり、ご家族ででの記念写真を残したりと、少しばかりのゆったりとした時間を過ごします。
そしてついに、灯り参進での結婚式がスタート。
結婚式の最中を外部からのカメラマンが撮影をする場合、参列者として入らせて頂く必用があります。そのため、残念ながら素敵な参進の場面は私は撮影する事が出来ません。
その場面は会場提携のカメラマンさんにお任せとなりました。
挙式中ですが、カメラマンの席は新郎側、新婦側と一つづつのスポットが設けられています。
お二人と事前の打ち合わせの際、新郎側と新婦側、どちらからの写真がご希望が、確認をしています。
それぞれのスポットにメリット、デメリットはありますが、新婦の表情を比較的残しやすい、新婦側からの席のほうがご依頼は多いです。
無事に結婚式を終え、最後は境内でご家族ででの記念写真を撮らせて頂く機会も頂きました。
さて、これからロンドンタクシーに乗って、明治記念館へ移動。
夜の披露宴が始まります。
そちらのお話については、次のブログ記事にてご紹介させていただきます。
お時間がありましたら、こちらのリンク先ページよりご覧ください♪
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