フィルム Leica で歩いた香港の街


私が写真を始めたきっかけはストリートフォトでした。

町中をカメラ一台とレンズ一本だけを持ってひたすら歩き回り、

たまたま目の前に現れたちょっとした決定的瞬間を写真に捉える。

そのときにうまく構図がまとまっていて、ついでに光もきれいに入り込んでいたら、もう大興奮。


それが20年前、私が写真始めたきっかけの一つでもありました。

20年前に写真を始めたのはアメリカに留学中の事でしたが、

日本に帰国した後も、時々一人でカメラとともにさまよう旅に出ることがありました。

目的地の中でも一番お気に入りだったのが香港とマカオでした。


香港の町並みというのは本当にフォトジェニック。

King’s Road という無限に連なった一万人がすんでいるという巨大な集合住宅がとどーんと迫ってくるような建物や、ビクトリアピークの「百万ドルの夜景」などなど、ダイナミックが風景が有名ではありますよね。


でも私の好きなのは狭ーい路地裏。

迷路のような道を歩いていたら、突然その先で沢山の人たちが屋台ランチを食べている広場にたどり着いた、など、偶然の楽しみが沢山あるのです。


あの町中へ迷い込みにまた久しぶりに香港を訪れたいところですが、

しばらくは例の混沌は続きそうですね。

中国が香港の干渉を諦めてくれて、また香港の日常が早く戻ってくることを祈るばかりです。





Photo by Tsutomu / bozphoto & styles