谷保天満宮で七五三詣り|国立で人気の神社のご紹介
- Tsutomu
- 8月5日
- 読了時間: 7分
更新日:8月10日

こんにちは。
東京・吉祥寺を拠点に全国各地へ家族写真や、ウェディングフォトの出張撮影を手がけている、bozphoto & styles です。
今年で写真事務所を初めて18年目となる私達。
これまで多くの神社さんでの七五三撮影を手がけてきました。
その中から、今回は東京都国立市周辺にお住まいのご家族にとって人気の神社、「谷保天満宮(やぼてんまんぐう)」について、七五三詣りと記念撮影について、カメラマン目線でのおすすめポイントをご紹介します。
谷保天満宮とは? 歴史とご祭神について

神社には沢山のチェーン店があります。 正式には「神社系統」と呼ばれていますが、本社があり、そこからチェーン展開されて全国展開されています。
一番多いのが稲荷神社。 もちろん、本社は京都の伏見稲荷神社。 次が八幡神社。 そして3番目に多いのが「天満宮」系列です。
総本社は福岡県の大宰府天満宮。 菅原道真公という、学問の神様を祀っていて、全国に約 12,000社があります。
谷保天満宮さんはその中でも、関東地方で最古の「天満宮」系列として知られていて、創建されたのは平安時代、西暦903年と、1000年以上の歴史があります。

本殿前には「撫牛(なでうし)」の像があり、体の悪いところを撫でると回復すると言われています。特に頭を撫でると知恵を授かるということで、七五三の際にもお子さんの成長を願って撫でるご家族がたくさんいらっしゃいます。
台座の上に置かれているので五歳や七歳のお子さんでも、ちょっと触れるのが難しいかも。パパに手伝って貰うのが良いかと思います♪
アクセス情報(電車・車)
【住所】東京都国立市谷保5209
【TEL】042-576-5123
【電車】
・JR南武線「谷保駅」より徒歩約3分
・JR中央線「国立駅」よりバスで約10分
【車】
中央道「国立府中インター」から約3分とアクセスも良好。
駐車場は約30台分と比較的広めですが、七五三シーズンの土日祝は早めの到着がおすすめです。
ご祈願は10時〜16時まで、ご予約無しで受けつけています。
谷保天満宮は「交通安全発祥の地」でもある!

ちょっとした豆情報ではありますが、実は谷保天満宮、日本初のドライブツアーの目的地でもありました。
1908年(明治41年)、日本自動車会が皇居から谷保天満宮までの初ドライブを行い、その際に安全祈願をしたことから、「交通安全祈願発祥の地」と呼ばれるようになりました。
今でも、多くのタクシードライバーやトラックドライバーなどが、遠方からも安全運転を祈願しにやってきます。
車好きのお子さんにとっても、ちょっとワクワクするエピソードですね。クラシックカーの絵が描かれた絵馬なども用意されています♪
12月初めの週末にはクラシックカーの祭典も行われるみたい
毎年12月の初めの週末には、「旧車祭」というクラシックカーが集まるイベントが境内で開催されます。神社内のあちこちで合計で100台以上の昔ながらの名車が集まるとか。
楽しそうですね。ただ、もし七五三詣りをする場合は、その時だけは避けるように注意しておきましょう。
Youtube の動画を見ると、どのくらい盛り上がっているかよく分かります♪

谷保天満宮の境内は3つの撮影スポットに分かれています
神社の境内は三つのエリアに分かれていて、それぞれ違う特徴があります。
参道エリア
梅林エリア
本殿エリア
です。それぞれ、詳しくご紹介いたしますね。
1.参道エリア
甲州街道沿い(駐車場)から緩やかな坂道を下っていく参道。 転げ落ちるくらいの急斜面ではありませんが、履き慣れていない草履だと、ちょっと怖いかも。 ここはゆっくりと皆さんで歩いて行きましょう。 七五三の着物姿が映える和の風景が続きます。

参道を最後まで歩いて行くと、左手のほうに手水舎が見えます。
神様に会う前に、ココで手と口を清めましょう。 秋だとタイミングが合えば、すっごく綺麗な木漏れ日が差し込んでくれます。

参道が終わると、けっこう急な階段が登場して、本殿エリアへと降りていけます。 お子さん達は一人でおりたがりますが、けっこうハラハラ。 ここは皆さんで手を取り合って降りていきましょう。
2.梅林エリア
坂道を左に曲がった先に広がる梅林。秋には葉が落ちてやや寂しい印象ですが、タイミングがよければ、紅葉も楽しめます。 神社での参拝でお腹を空かせたお子さんがいらっしゃる場合は、こちらのエリアにご案内して、ちょっと休憩したり、お菓子タイムにも。 広々しているので、ピクニック気分になります。
タイミングがあえば、梅林には甘酒を楽しめる小さな駄菓子屋さんのようなお店がオープンしています。

3.本殿エリア
参道からの階段を降りきって広がっているのが、本殿エリア。
立派な宝物殿や、歴史を感じさせてくれる拝殿、本殿があります。
七五三のご祈願はこちらで行います。
七五三撮影の注意点とおすすめの進め方

谷保天満宮では、公式に撮影に関するガイドラインは明記されていませんが、過去に社務所へ確認したところ、「ご祈願を終えてから記念撮影をしてください」とのご案内をいただきました。
そのため、私たちbozphoto & stylesでは以下のように進めています:
撮影当日はまずご家族とカメラマンが社務所へご挨拶
ご祈願(当日申込み・10時〜16時受付)を受けていただく
神様へのお参りが済んだ後、境内にて撮影スタート
この流れを大切にすることで、撮影も自然と敬意をもってスムーズに行うことができます。
ここからは、谷保天満宮のその他の小さな絵になるスポットについてなどをご紹介していきますね。
隠れた撮影スポット:赤い鳥居の稲荷社

参道を右手に進み、森の中に入っていくと、小さな赤い鳥居が連なる稲荷社があります。
ここは谷保天満宮の中でも静かで落ち着いた空間で、木漏れ日が美しく、七五三の着物姿もより印象的に残せる私のお気に入りの場所です。 11月末に訪れると、一番紅葉が綺麗で、小さな鳥居と、その先から入りこんで来る光がとても幻想的です。
シーズン中でも人が少ないので、家族だけの時間を大切にしたい方にもおすすめです。
本殿エリアが他の七五三の参拝者さんで混み合っていることが多いので、ご祈願を終えたら一旦参道のほうに戻り、この場所でお子さんのソロショットだったり、親子での記念写真をゆったり撮ったりしています。


本殿エリアにはいくつかベンチも用意されているので、お子さん達が草履で歩くのに疲れた時はちょっと休憩してもらったりもしています。
休憩スペースが用意されている神社って意外と少ないのでとても助かります。
神社からは絵馬を頂いたので、娘ちゃんにはお願い事を書いて貰いました。 といっても、まだ自分のお名前以外は文字を書けないので、絵でお願い事を描いて貰うことに。
なんだか可愛らしいキャラの数々。 宇宙人とも交信出来そうですね♪
七五三撮影と言えば和傘。
でも、混み合っている神社の中で和傘を使うのは、他の参拝者さんにも少し迷惑をかけてしまいます。
ですので、私達の場合は本殿の奥のほうにまで移動して、和傘の写真を撮らせて頂くようにしています。
谷保天満宮で、心に残る七五三を
地域に根差した温かみのある神社・谷保天満宮での七五三は、写真に収めるだけでなく、ご家族にとっての特別な思い出にもなります。
bozphoto & stylesでは、自然な表情とご家族のふれあいを大切に、当日の流れに寄り添った七五三撮影を行っています。国立・多摩地域で七五三をご検討中の方は、ぜひご相談ください。

bozphoto & styles の七五三撮影
お子さんの成長を祝う七五三。ちょっと緊張気味なお子さん、温かく見守るご両親。遠くから駆けつけてくれたご祖父母達。その日の沢山の瞬間を自然な形で写真に残す事。それが私達の七五三撮影です。10年後、20年後その写真はきっと大切な宝物になると思います♪
七五三撮影プランは...
雨天などの延期は当日の朝まで無料
撮影した250枚〜写真データ納品
データは何度でもパソコンかスマホからダウンロード可能
枚数やポーズ数の制限なし
ご自宅でのお支度も承ります。
アルバムや写真パネルをご注文頂く際の割引きポイント付き
七五三撮影についての詳細は、ホームページも是非チェックをお願いします!

bozphoto & styles はカメラマンの Tsutomu と、ヘアメイク/着付け師/etc を手がける妻のmakky、そしてシュナウザーの三人で運営している小さな写真事務所です。 吉祥寺を拠点に全国各地へ家族写真や結婚式の出張撮影を手がけています。
写真の基礎はアメリカ時代に培ってきた報道写真から。ドキュメンタリーな写真を得意としています。
詳しくはプロフィールページもチェックしてくださいね。
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