bozphoto & styles の acco です。
10年以上に渡りウェディングフォト撮影を手がけていますが、
2015年、晴れて私自身の結婚式も挙げることができました。
私の結婚式は bozphoto & styles の makky さんを中心に、いつもお仕事をご一緒させていただいている方達にご協力頂いて、実現することができました。
フローリストさん、司会者さん、頻繁に訪れる浅草の会場さんなどです。
その中から今日は結婚式のお花についてお話したいと思います。
私はお花に全く疎く、お花の名前も両手で数えられるぐらいでした。
お花の名前はわからないですが、華やいだ気持ちになったり、ワクワクしたり、お花の持つ力は感じてはいるのです。
結婚式の撮影でも沢山の装花やブーケ、へヤードに心躍ることも少なくないです。
色々なフローリストさんの中から私がお願いしたのは、『farver』さんでした。
以前 Tsutomu が撮影で訪れた CLASKAさんで見た、会場全体を包み込む装花の作り方が印象的で、
《洋》の雰囲気のfarverさんが作り出す《和》を体感したいと思ったのです。
・和婚
・甘くならないようにしたい
・テーマカラーは特に決まっていない
・両家の名字に柳と松が入っているので、入れれたら入れて欲しい
・今まで見たことのない物を見せて欲しい
箇条書きにしてみてわかる、面倒くさい注文を快く聞いてくれましたww
まず、テーマカラーを決定。
・水色
・黄色
・黒色
この3つを導き出してくれました。
着物の色が水色なので、それを引き立たせるためにお花は黒と黄色に決定。
そして何より、面倒な一番下の項目について、出目金を入れた金魚鉢を高砂に置く。
この提案に驚きとワクワクが止まらなかったです。
私には赤黒二匹の出目金がフワフラと泳ぐ高砂、この発想はどうやってもひねり出せそうにないです。
テーブル装花もお花を盛って造りるのではなく、テーブルを一枚のキャンパスと捉え、
花びらで裏テーマの山を描いてくれました。
松の盆栽も朱が効いた黄色の菊の花びらも金魚も調和が絶妙で、
会場の雰囲気との駆け引きもバッチリで、どちらも引き立つ会場になっていました。
色直し後のヘヤードはCHARAちゃんのPV「蝶々結び」をイメージして用意してもらいました。
孔雀の羽根もついていて、言葉にしてないない細かい要望を叶えてくれました。
そのお花と孔雀をどうやってお色直しのヘアチェンジしたのかはまたの機会に♪
お花の知識も何もなく、高い理想はあるが、イメージも固まっておらず、伝えようにもわからない事だらけでも
フローリストさんは言葉の端々や趣向からイメージを作り出してくる凄い人達です。
Photo by Tsutomu
hair & make up: makky☆
flower: farver
venue: 浅草神社 / 今半別館