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クラウドでのデータのバックアップについて その1


長らく更新していなかった、撮影データのバックアップについてのお話。

第三弾として、クラウドサービスを使用してのデータバックアップについて書かせていただきます。

前回の記事では、ハードディスクやDVDへのデータ保存は期限的な物で、

5-10年後には保存したデータにアクセスすら出来るか分からないということ、書きました。

じゃあ、どんな方法だったら半永久的に写真を残していけるか。

私が現在一番確実だと思うのは、クラウドサービスといって、ウェブ上でのデータバックアップサービスに保存することです。

大量のデータのやりとりをしているアメリカの大手IT企業といえば、

amazon, google, apple, facebook, Microsoft などですが、どの企業も世界中にデータセンターを置いています。

google はデータセンターを世界中で15ヶ所に、amazon は東京の3ヶ所を含めて、35ヶ所においているそうです。

なので、どこかの地域で問題が起きたとしても、他の場所のバックアップで処理してくれるでしょうから、

自宅にDVDを置いておくとかよりも、よっぽどデータが飛んでしまう心配はないでしょうね。

さて、そんなクラウドサービスですが、 写真データをバックアップするにはどこが良いでしょうか?

クラウドサービスは沢山あります。

一時的にデータを保存するならまだしも、過去10年の写真データを全て保存するとかであれば、かなり慎重に選ぶ必要があります。

なぜなら、突然サービスを終了したり、サービス内容を変更したり会社もけっこうあるからです。

5年前くらいに名前をもう忘れてしまいましたが、月年間一万円ちょっとを支払えば無制限にデータを保存出来るというサービスを見つけました。

blue disc とかそんな名前だった気もします。

これは素晴らしいと思い、今まで撮影した jpeg データも、RAWデータも全てバックアップしてました。

同期型のアップロードはできなかったため、寝る前にアップロードを始め、一日中パソコンをつけっぱなしにしてガンガン詰めてました。

使用を始めてから約半年、その会社からサービス内容を変更するとのメール。

RAWデータは無制限の保存対象から外すとのこと。

まあ、まだjepg を保存出来るから良いやと思っていたら、

数ヶ月経ったらそのサービス自体を辞めるから、保存していたデータはとっとと他の場所にバックアップしてくれとメールが届きました。

その時点で 600GB くらいのデータを保存していたので、他の場所にネット経由で移動するの、苦労しました。

で、どこが良いのかって話しになります。

何だかんだで、クラウドサービスは大手が一番ですね。

今後潰れる心配が少ないですし。

代表的な所としては、

そして私が使用している smugmug

です。

それぞれのサービスの違いに関しては、長くなりそうなのでまた続きを書かせていただきます。


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