元来、七五三はお子さんが成長したご報告を、地元で祀られている神様へご報告をする行事。
そして、ここに住んでいるのであれば、必ず参拝する神社が決まっているというのが、ある意味習わしのような物でした。
私の実家福岡でも、初詣を始め、お参りと言えば近所の「紅葉八幡宮」という場所が全てであり、他の場所は全くあり得ないという考えを両親も、近所の知り合いも持っていました。
しかしながら、東京にお住まいの方々はそこまで、地元の神社さんに強いこだわりは無いと思われます。そもそも多くのご家族は地方出身で、東京に住み始めたのが10年ちょっと前ってことも多い。
そして、独身の頃に住み始めたのは高円寺。結婚したら住みやすそうなマンションが出来た豊洲へお引越。 子供が二人に増えたら、一軒家のほうが良くなって世田谷区へ。 同じ東京でも5ｰ10年周期で拠点が移り変わる方も多いです。
そんなご家族の皆様から、いざお子さん達が七五三を迎えられる時、どこの神社がオススメか、よくご質問を頂きます。 その土地に5年くらい住んでいても、神社に訪れるのって、子供のお参りくらいだったりしますからね。
そして今回撮影のご依頼を頂いたのは、つい一年ほど前に世田谷区に新居を建てられたご家族。
地元のことはあまり詳しく無かったので、とりあえず明治神宮？ でも混み合っていますよね？ だったら、ごこが良いですか？ そんなご質問を頂きました。
世田谷区といってもそれなりに広いですし、100万人以上が住んでいる街。 神社も沢山あります。
その中でも、今回のご家族は駒沢公園から比較的近くにお住まいだったので、八雲氷川神社さんをご紹介させていただきました。
鎮座しているのは実は目黒区なのですが、世田谷区との境界のような所にあるので、まあ良いとしましょう。
比較的こじんまりとしていて、地域の人が大切にしている感じの神社さん。
神社の敷地は細長いですが、参道がとっても長いのが特徴。そしてその参道を中心に沢山の木々が残されています。
撮影に訪れたこの日はまだ紅葉には早かったですが、11月終わりになると、黄色く色づいた銀杏の並木がとっても綺麗で、ちょっとした隠れた森スポットです。
神主の方もとっても親切な方で、お子さんにも優しくて、控え室でお子さん達がやんちゃに話していた時も、ニコニコして会話を合わせてくれていました。
ご祈願をされる場合は事前のご予約が必要で、基本的には一度に一組だけのご祈願となります。ただし、ご祈願中の撮影は出来ません。
一応、車も3ｰ4台くらいであれば停めれます。駐車スペースが分かりにいので、もしこちらに参拝される場合は行き方も含めてご説明いたしますね♪
この日も撮影はご自宅からスタート。
ママの着付けなどと、今回主役の弟君の着付けの準備シーンから撮影を担当いたしました。
お支度からの撮影での特典として、出発前にご自宅のリビングや、自宅を背景にしたご家族での記念写真もお撮りしています。 引っ越しをしたばかりで、マイホームの写真も全然まだ無かったので、ママとパパにとっても良い機会だったようです。
綺麗な記念写真を残したいので、去年からはちょっとしたライティング機材も持ち込むようにしました♪
観光客が多数訪れる明治神宮や日枝神社などと違い、普段は境内も物静かな八雲氷川神社さん。
おかげでゆっくりと、そして背景に他の人が映り込むことも心配しなくて写真を残すことが出来ます。 比較的近くにある世田谷八幡宮さんですと、七五三シーズンには10組くらいの家族がいて、皆さん記念写真を撮られて大賑わいなので、大違いです。
神社でも一番の押しの長い参道がこちら。
季節によってはウグイスなどの小鳥の鳴き声も聞こえてくるそう。
神社での参拝を終えた後、少し移動して駒沢公園でも写真を撮ることになりました。 神社とは違い、公園の木々は既に秋の景色が広がり始めていた様子。そしてちょうど、夕陽が綺麗に入りこんできて、パパとママも探し求めていた、ドラマチックな写真を残すことが出来ました。
ちょっとしたオプションにはなりますが、お子さんが元気であれば、神社 + 近所の公園のダブルスポットでの撮影も出来ます。 詳しくは当日前にご相談、承ります♪
最後までブログを読んで頂いてありがとうございます。
bozphoto & styles は吉祥寺を拠点に全国各地へ出張している撮影している小さな写真事務所です。 ウェディングから始まり、お子さんが誕生して、ニューボーンフォトや家族での記念写真など、長いお付き合いをさせてさせていただいております。
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