
こんにちは。
東京・吉祥寺を拠点に全国各地へ家族写真や、ウェディングフォトの出張撮影を手がけている、bozphoto & styles です。
お宮参りといえば、お子さんが誕生から30日を迎えられた日に、神社へとお子さんが無事に誕生した事と、これからも健やかに成長する事を願う儀式。
30日にこだわる事も少なくなってきたこの頃ではありますが、ご家族や親御さんのご都合などにより、真夏にお宮参りをせざるを得ない場合もあります。
そこで今回は、去年の8月に横浜にある伊勢山大神宮でお宮参りをされたご家族からのエピソードと一緒に、真夏での七五三はどんな感じか、そして何を用意しておいたほうが良いか、私達からの視点で少しご紹介させていただきます。
目次
夏のお宮参りってどうしてる?
夏のお宮参りはどうしてますか?

ママの服装について
お宮参りといえば赤ちゃんは産着、ママは着物でのお参りというのが定番の形。
でも、必ず着物を着なきゃと頑張る必用はありません。
体調に合わせて体の締め付けが緩いワンピースにされる方もとても多いです。
ただし、ズボンなどはちょっと控えたほうが良いかも。
産後は骨盤ベルトなどを着けて体を整える事を最優先するべき。
ベルトで締めるブラウス・パンツやスーツ等の服装は、回復するべき時期に骨盤を痛めたり、変な形で筋肉が固まったりするので、夏以外でもあまりオススメはしていません。

赤ちゃんの服装に関して
伝統的には、赤ちゃんは産着の下に「「白羽二重(しろはぶたえ)」というシルクの着物を着るのがならわし出そう。10年くらい前のお宮参りではけっこう見かけましたが、ここ最近は全く見なくなりました。
今ではベビードレスにするのが一般的です。
ベビードレスの場合は、赤ちゃんの無垢さをイメージするために、白の物が良いそうです。
ベビードレスといっても、実は色々な種類があります。
なんどかお宮参りでミキハウスの物を見かけたので調べてみたら、三万円近く染ました。
ワオ、ですね。流石にお洒落な生地でした。
でも、楽天とかで探せば、3,000円以下の物も沢山あります。
「ベビードレス」っていう位だから女の子用って思われるかもしれませんが、「ベビードレス 男」って検索すれば、ちゃんと男子用も色々と出てきます。
女の子用は基本、スカートタイプ。
男の子用はズボンになっています。
もしご自宅での撮影もご依頼される場合は、タキシードタイプにされるのも良いですね。ただし、秋や冬限定です。流石に夏場は暑い。
こだわりが無ければ、すかし編み「ツーウェイオール」のが夏にはオススメです。シンプルなのでそれだけだと寂しいので、例えば産着を付ける時はツーウェイオールで、産着無しの写真の時はベビードレスか、普段着せる服を付ける、というのもありかも

産着はご祈願や記念写真の時、少しだけ着用でOK
夏のお宮参り用ということで、薄物で、透け感のある着物というのもあります。 軽くて通気性に優れています。 見た目はスケスケですが、服の上から羽織るとあまり気になりません。
夏用の着物で検索すると、着物レンタルショップさんでも沢山の物がありますので、チェックしてみてください。
ただ、産着はずっと付けておく必用はありません。
いくら風通しのよい産着でも、真夏の炎天下ではだんだんと熱もこもってしまいます。
ですので、神社に到着してからまずは産着無しで撮影スタート。
タイミングを見計らって、産着を着ていただき、皆さんでの記念写真をお撮りします。
ママに産着を着てもらうとも、一回につきほんの5〜10分ほど。
記念写真が撮れたら、すぐに脱いでいただくか、他の方と交代してもらいます。
皆さんの服装はフォーマルじゃなくてもOK?

夏のお宮参りは全然スーツで無くてもOK。この写真のご家族はちゃんとスーツ着用でしたが、6月〜9月前半でお宮参り撮影をさせていただくパパの8割はクールビズ、もしくはジャケット無しでした。
ただ、あまりカジュアル過ぎる格好、例えば
・スウェットや短パン
・ジーパン
・タンクトップやノンスリーブ
・胸元が大きく開いたような服
は避けた方が良いです。
理由は…
お宮参りは神社にお参りをする儀式。
神様とお会いするのに、最低限の敬意を示しておく必用があります。
もし自分の娘さんが成人した時に、彼女の彼氏がジーパン+Tシャツで
「娘さんと結婚します!」
って挨拶に来たら、追い返しますよね?
何時頃がベスト?

夏場のお宮参りは、早めの時間帯か、夕方頃をオススメしています。
この日訪れた伊勢山大神宮さんは、午前9時から午後4時半と、ご祈願受けつけの時間が長い範囲であったので、皆さんとは8時頃にはお会いして撮影スタートとさせていただきました。
夕方でしたら、4時頃に集合してまずはご祈願に入って頂き、それから境内での撮影、という流れをご提案しています。
伊勢山代大神宮は室内施設が充実して、暑い日でもオススメ

本来お宮参りというのは、地元にある神様へご挨拶をしに行く行事。
でも訪問する神社にあまりこだわりが無ければ、伊勢山大神宮のように、室内の控え室が充実している神社はとてもオススメです。
この神社の良い所は社務所の設備がとても充実していて、しかも冷房完備な所です。
この日も入り口や手水のエリアで15分ほど撮影をしたあと、一旦控え室のほうに入らせて頂きました。 建物内には授乳室も完備。 赤ちゃんが泣き出して授乳が必要になった時も、涼しい場所で休憩することが出来ました。
建物内でも写真が撮れる社務所

伊勢山大神宮のもう一つ良い所は、広い社務所の奥の方に大きなガラス張りの窓のある部屋があり、そこで境内の緑を背景に写真を撮る事ができるのです。
暑さを避けて休憩中しながらも綺麗な背景と共に写真を撮る事ができるのは良いですよね。
東京・神奈川にある様々な神社さんでの撮影経験はありますが、ここまで良い条件の揃っている神社さんはほとんどありません。
ご家族にもお宮参りでは産着体験を
お宮参りの後半は、参加してくれた皆さんでの産着体験タイムです。
産着はママか、パパのお母様が着ると相場が決まっていますが、意外と他の皆さんも付けてみたいと言われます。
なので、順番に試してみるのも楽しかったりします。
皆様、暑い中ご苦労様でした!
お宮参りの撮影プランについて
最後に、私達のお宮参り撮影プランについてご紹介させていただきます。
ショートプラン
一カ所、約1時間の撮影
境内のみでご家族での記念の写真を残されたい方へのプランです。
約200枚位の撮影データのお渡しとなります。
ロングプラン
二カ所、約2時間の撮影
少しご自宅での様子や、ご祈願後の公園、庭園、ご家族でのお食事会など、二カ所での写真をゆっくりと残されたい方への撮影プラン。
約250-300枚位の撮影データのお渡しとなります。
20ページのミニ写真集付き
雨天などの延期は前日まで無料
産着レンタルもあります
ご自宅でのお支度も承ります。
東京都内であれば交通費無料!
お宮参り撮影についての詳細は、ホームページも是非チェックをお願いします!
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