bozphoto & styles では人気の和装ロケーションフォト撮影。
通常、着付けやヘアメイクのお支度は撮影場所が吉祥寺近隣の場合は弊社アトリエで、
もし横浜や川越など少し遠方な場合は貸し会議室やホテルの一室を借りていただき、そちらでお支度を行わせていただくのが多いです。
それと別で、最近ご依頼が増えているのが、ご実家でのお支度。
花嫁さんが小さい頃からずっと過ごしてきたご実家。
先祖代々のお祖父様、お祖母様達の写真も飾られている居間で、ご家族にも見守られながら、花嫁姿になる準備を整える、という流れです。
NHKの朝ドラなどをご覧頂くと、明治時代などの婚礼の儀式として、ご自宅で白無垢を着るというシーンが出てくるシーンを覚えているかもしれません。
実は日本での結婚式、全然頃までは新婦の家でお支度を行い、新郎の家まで花嫁行列をして、結婚式の儀式(祝言)を夫の実家で行う、という事が慣例でした。
今回、ご実家のご両親に花嫁姿を見せてあげたいという事で、福島県いわき市にまで呼んでいただき、花嫁になるお手伝いと、その撮影をさせていただく事になりました。
ご実家の玄関にはお母様がアレンジされたお花な小物た沢山。
お洒落さが漂っていました。
玄関を過ぎた所の柱には姉妹三人分の成長記録の書き込みが。
古い実家の壁にこういうの、必ずありましたよね。
実家が新築になった私にとっては、懐かしい思い出です。
今回和装ロケを行ったのは三姉妹の長女さん。
お姉ちゃんのハレの日をお祝いしたくて、妹さん二人もお仕事を休んで各地方から駆けつけてくれました。
お世話好きだけど妹さん達にはとっても厳しかったお姉ちゃん。
そんな彼女がどんな風に変身していくのか、家族みんな気になって集まってきました♪
新郎さんもお支度開始。
曾お祖父さんも住んでいたこちらのご実家。
ご先祖様達も今日の様子を眺めているようです
この日の和装ロケの事を聞きつけて、新郎さんのご両親もわざわざ富山県から駆けつけてくれました。
実はこの日が両家ご両親の初顔合わせ。
まずはご先祖様にご挨拶をされているのが印象的でした。
お支度が完成して皆さんへお披露目。
和気あいあいとなったところで、
まずはお座敷での記念写真です。
せっかく両家家族が集まったということで、即席での祝言も行う事になりました。
いわゆる、日本の昔ながらの結婚式の形。
三三九度を注いでくれる雄蝶・雌蝶の役目は妹さん達が引き受けてくれました。
雲予報をチェックしたらちょうど40-50分だけ雨がストップする気配があったので、
今がチャンスとご近所にあった日本庭園に出発。
ちょうど蓮の花が満開の池を背景に写真を残す事が出来ました。
コロナ後、ホテルでの結婚式よりも、ご家族でゆっくりと過ごす小さな結婚式も良いかな、そういう思いの新郎新婦さんが増えてきた様子。
こういう形で、家族で残すウェディング・フォトも良いかもです。
Photo by Tsutomu
ヘアメイク & 着付け by makky
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