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荏柄天神社 - 鶴岡八幡宮の代わりに、七五三におすすめの鎌倉の神社


荏柄天神社での七五三撮影

鶴岡八幡宮での撮影ができなくなって


鎌倉を代表する神社である鶴岡八幡宮さん。 一年を通して参拝者で賑わっており、bozphoto & styles でも七五三やお宮参りの撮影で何度も通わせて頂いている場所でした。


しかし、昨年秋から、鶴岡八幡宮では出張カメラマンによる七五三撮影が正式に禁止となりました。

以前は神社に撮影許可を申請することで対応していただけるケースもありましたが、2024年よりホームページ上でも明確に「商用撮影禁止」と明記されるようになり、撮影をご希望されるご家族からのお問い合わせが急増しています。


また、鎌倉宮でもすでに数年前よりプロカメラマンによる撮影が禁止されています。

「七五三詣りをしたいけれど、ちゃんと記念写真も残したい」――そんなお声をたくさんいただくようになりました。



代替の撮影地としておすすめしたい「荏柄天神社」


そんな中、bozphoto & styles がご提案しているのが、荏柄(えがら)天神社です。鶴岡八幡宮から東へ、住宅街をのんびり歩いて10分ほどの場所にある、落ち着いた佇まいの神社。観光地としての喧騒から少し離れていて、地元の方々にも親しまれている、静かな空間が広がっています。


境内は比較的こじんまりとしていますが、学問の神様・菅原道真公を祀る天満宮として長い歴史を持ち、京都の北野天満宮・福岡の太宰府天満宮とともに、日本三天神のひとつとも言われています。





荏柄天神社の参道

本殿へと続く参道で


入口では、石標の奥にクロスしたように伸びた大木が出迎えてくれ、その奥に朱色の鳥居が隠れているという印象的な構図が広がります。


この日は、神社の参道でご家族と待ち合わせ。


実は今回の主役、三歳の七五三のときにも撮影をさせていただいたご家族でした。


当時は人見知り知らずで元気いっぱいだった彼女。

でも、久しぶりに会った今日はちょっぴり照れた表情も。


それでも、学校のことを少し話してくれたりしているうちに、だんだんと緊張もほぐれてきて、あの頃のままの無邪気な笑顔を見せてくれました。





荏柄天神社の参道にある紅葉

秋になると、参道や本殿に少し紅葉も見られます。


本殿に上がる前、参道沿いにある民家のカエデがとっても色鮮やかでしたので、そこでまずは親子写真を撮らせて頂きました。


ガッツリと色づいた時よりも、個人的には紅葉になりかけのほうが好きです。


緑と、黄色と、真っ赤と、その間。様々な色が混じり合って、より美しく感じられます。

季節が移り変わっていく“途中”の景色って、どこか儚くて、見ているだけで心が動きますよね。


本殿に上がると、この神社の一番の目玉である大銀杏もありますが、この年は紅葉が遅かったのか、まだまだ緑一色でした。






本殿へと続く長い石段

荏柄天神社の階段とみんなでの記念写真

お詣りの前にまずは長い石段をみんなで登るところからスタート。


3歳のお嬢さんは小さな足で、一段一段をしっかりと踏みしめながら。

ママが着物を気にかけつつ手を差し伸べ、パパは後ろから笑いながら声をかける。

途中で「よいしょ、よいしょ」と声を合わせながら、ご家族全員で息を合わせて登っていく姿がとても微笑ましく、シャッターを切る手にも自然と力が入りました。




長い階段の先に見えた、鎌倉の街並み


長い石段を登りきった先には、小さな境内と共に、振り返れば鎌倉の街並みが広がっていました。その景色を見ながら、長男くんがふとつぶやいた一言がとても印象的でした。


「なんか、ちょっと山登りしたみたいで楽しかった!」


普段は元気いっぱいで動き回るタイプの彼ですが、今日は妹のサポート役に徹しつつ、しっかりとお兄ちゃんらしい姿を見せてくれました。




静けさに包まれた、本殿のたたずまい

荏柄天神社の本殿前で記念写真

本殿前で家族皆さんでの集合写真。


小さな境内ですが、参拝者は比較的多めの神社さん。

本殿を正面にしての記念写真ですと皆様の邪魔になってしまうので、ここでの記念写真は少しナナメに撮るようにしています。


荏柄天神社の本殿は朱色が印象的


左右それぞれに白と紅の花を咲かせる梅の木に見守られているこの拝殿は、国の重要文化財に指定されています。扉には梅の花の飾り彫りが施され、お賽銭箱などいたるところにも梅の花が描かれています。





荏柄天神社の特徴

荏柄天神社ならではの魅力と文化


この神社には、学問の神様というだけでなく、ユニークな文化的魅力もあります。

漫画の町・鎌倉らしく、境内には二つの筆塚があり、著名な漫画家たちの想いが込められた場所としても知られています。


手前左手にある天然石の碑は、カッパの絵で有名な清水崑氏が奉納したもの。題字はなんと川端康成の直筆。


そして、境内の奥にある「絵筆塚」は、横山隆一氏を中心に平成元年に建立されたもので、手塚治虫氏をはじめとする154名の漫画家によるカッパの絵がレリーフに刻まれています。お子さまと一緒に眺めると、ちょっとしたミニアートツアー気分にもなりますよ。







神社での撮影について

荏柄天神社での撮影について

荏柄天神社に訪問した際、先に社務所にまでご挨拶をさせていただき、七五三のご家族を撮影させていただく旨をお伝えいたしました。


神主さんからは、参拝者の邪魔にならない範囲であれば、撮影は自由にどうぞとのお言葉を頂きました。


ただ、本殿に入ることは出来ないため、ご祈願中は外から皆さんを見守る流れとなります。




七五三やお宮参りのご祈祷について

荏柄天神社でのお参りについて

荏柄天神社ではご祈願には予約は必用ありません。

基本的には 毎日、10時から15時半までの間でご祈願を受けつけています。


ただ、祭事や神職さんの社用でご祈願を受けつけしていない時もあるようなので、事前にお電話で参拝を予定している日のスケジュールは確認しておいた方が良いとは思います。


電話:0467-25-1772

住所:神奈川県鎌倉市二階堂7


です。






鶴岡八幡宮や鎌倉宮など、観光地としても人気のある神社で出張撮影が難しくなってきた今、

「どうすれば、ちゃんと記念写真を残せるの?」と悩まれるご家族も多いと思います。


そんな中で訪れた荏柄天神社は、華やかさや広さこそないものの、

歴史に包まれた空気と、家族の時間をゆっくり味わえる静けさがあります。


境内はこじんまりとしていて、観光客で混み合うことも少ないため、

周りを気にせず、ご家族のペースでゆったりと写真を残せるのも、この神社ならではの魅力です。








七五三撮影について

bozphoto & styles の七五三撮影


お子さんの成長を祝う七五三。ちょっと緊張気味なお子さん、温かく見守るご両親。遠くから駆けつけてくれたご祖父母達。その日の沢山の瞬間を自然な形で写真に残す事。それが私達の七五三撮影です。10年後、20年後その写真はきっと大切な宝物になると思います♪


七五三撮影プランは...


  • 雨天などの延期は当日の朝まで無料

  • 撮影した250枚〜写真データ納品

  • データは何度でもパソコンかスマホからダウンロード可能

  • 枚数やポーズ数の制限なし

  • ご自宅でのお支度も承ります。

  • アルバムや写真パネルをご注文頂く際の割引きポイント付き


七五三撮影についての詳細は、ホームページも是非チェックをお願いします!







bozphoto and styles について

bozphoto & styles はカメラマンの Tsutomu と、ヘアメイク/着付け師/etc を手がける妻のmakky、そしてシュナウザーの三人で運営している小さな写真事務所です。 吉祥寺を拠点に全国各地へ家族写真や結婚式の出張撮影を手がけています。


写真の基礎はアメリカ時代に培ってきた報道写真から。ドキュメンタリーな写真を得意としています。


詳しくはプロフィールページもチェックしてくださいね。

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