今年でプロ・フォトグラファーになって早20年近くになるワタクシ。
最初に手に入れたカメラは Pentax のレトロな物。
それからNikon、Canon、Leica, Olympus、その他色々なカメラを使用してきました。
長年の経験からか、お客様やこれからプロを目指す方から、カメラやレンズ購入についてのアドバイスを求められる事が多いです。
ブッチャゲ、色々なカメラについてはヨドバシカメラさんや、その辺の カメラ系 YouTuber さんのほうが詳しいと思うのですが、私の独断と偏見で、オススメのカメラはこれだ、と時々書かせていただく事にしました。
今回はFUJIFILMさんからカメラとレンズを5本ほど、一ヶ月にわたりお借りする機会を頂いたので、その経験を元に少しお話させていただきます。
結論から先に言うと、FUJIFILMさんのカメラは良いですよ、ってお話ですが、ステマではないですよーw
FUJIFILMさんからは紹介料、いただけませんでしたw
お借りしたのは
・X-T4(カメラ本体)
・18mm f.14
・23mm f1.4
・35mm f1.4
・56mm f1.2
です。
一ヶ月間、愛犬との普段の生活やストリートフォト、
ニューボーンフォトやファミリーフォトなど、色々な写真を撮りました。
だけど、このカメラが一番しっくりくるのは、
やっぱり Your Story Photo、家族のドキュメンタリー的密着撮影を撮るときかな、そう感じました。
富士フイルムのカメラはAPS-Cサイズなので、ボケにこだわって写真を撮る人には、
フルサイズのカメラと比べて、ちょっとだけ物足りない部分もあるかもしれません。
でも、じっくりと時間をかけて撮るような撮影の場合、少しコンパクトなサイズのカメラはとってもありがたいです。昔のNikonとか Canon のカメラだと、重くて長時間撮影には疲れますよね。
あとコンパクトのもう一つのメリット。
圧迫感が無い事。
以前七五三のお支度シーンを撮影していた時、24-70mm という比較的大きめのレンズを持っていく事もありましたが、これを3歳のお子さんの前に寄って撮ると、むっちゃ怪訝な顔をされてました。ペットボトルくらいのレンズが目の前に近づいてくると、確かにビビりますよね。
FUJIFILMの単焦点レンズだと缶コーヒーよりちょっと小さいくらい。けっこう違いますよね。
そういえば、アメリカやイギリスなどでドキュメンタリー的家族写真を撮るカメラマンを多数知っていますが、FUJIFILMを使用している人の率がこの数年でかなり増えました。海外のプロも愛用しているようです♪
さて、FUJIFILMさんからはレンズを5本ほどお借りしましたが、
90%使用していたのは、18mm と 23mm だけでした。
家族の写真を撮るのであれば、特に室内でしたら、この二本がベスト。
フルサイズだと、28mm と 35mm のレンズです。
で、一本だけだったら? と聞かれると、これが少し迷っちゃうのですよね。
個人的には 23mm です。
私がお出かけする時はこのレンズ一本で行きます。
ただ、欠点は日本の住宅事情。
都心の少し狭いマンションなどにお住まいですと、23mm ってちょっと、広さが足りない場合もあるのですよね。もうちょっと欲しいという時。
そんな方には、18mm のほうがちょっとだけ広く撮れて、なおかつ広すぎない、というちょうど良い感じで写真が撮れます。
(広すぎないのがけっこう重要)
家族写真といえば、フルサイズで言う50mm や 85mm で背景をボケボケに撮るのが王道じゃね? っと考える方も多いかもしれません。
でもね、写真の基本は標準レンズなんですよ。
近寄って、被写体と会話しながら撮る感じ。
詳しくは長くなるから、別のエントリーでまたそれに関して書かせていただきます。
今回の後半は、 FUJIFILMさんの 23mm と、時々 18mm で1日撮影した写真を紹介しながら終わらせていただきます。
ご紹介するのは東京都北区にお住まいのご家族。
長年住み慣れてきた家を引っ越しするかもしれない。
子供達が最初の数年間を過ごした思い出の家。
そこでの記録を引っ越しの日が来る前に記録として残しておきたい。
そんな思いで一日ドキュメンタリーのご依頼を頂きました。
Your Story Photo については、こちらのページのほうで詳しく説明していますので、もしご興味がありましたらチェックしてみてくださいね
最後までブログを読んで頂いてありがとうございます。
bozphoto & styles は吉祥寺を拠点に全国各地へ出張している撮影している小さな写真事務所です。 ウェディングから始まり、お子さんが誕生して、ニューボーンフォトや家族での記念写真など、長いお付き合いをさせてさせていただいております。
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