こんにちは。
東京・吉祥寺を拠点に全国各地へ家族写真や、ウェディングフォトの出張撮影を手がけている、bozphoto & styles です。
こちらのブログでは、お子さんの記念日での「思い出に残る写真」を残されたい方への、ご参考にただけるような役立つ情報を紹介しています。
今回ご紹介させていただくのは、府中にある大國魂神社さんでのお宮参りと七五三のダブル参拝のご家族を担当させて頂いた撮影からのエピソード。
少し暑さが目立ってきた、7月に撮影をさせて頂きました。
お宮参りは3ヶ月や半年、1歳で撮影させて頂く事も
七五三詣りは秋に行うというのが相場でしたが、最近は春夏秋冬、いつの季節でもご依頼を頂くようになったこの頃。
そして、お宮参りも男の子なら生後31日〜32日、女の子なら生後32日〜33日に参拝するのが正式なしきたりですが、かならずその通りで行う必用はありません。
ご家族皆さんのご都合や、ママやお子さんの体調などでもう少し後に参拝する事も。
今回ご依頼を頂いたのは、ドイツ在住のご家族。
実は12年ほど前に結婚式を撮影させて頂いたご夫婦。
結婚後にドイツに移住されて、数年に一度、お会いする機会を頂いてましたが、ご主人のお仕事のご都合や、お子さん達の体調不良などが重なり、数年ほど帰国する事が出来ませんでした。
そしてこの夏。
パパが夏休みをとる事が出来て、三人目のお子さんが1歳を迎えるタイミングでようやく、お宮参りを迎える事が出来ました。
ご自宅でのお支度と、産着での写真
撮影はママのご実家でのお支度シーンからスタート
まずはママの着付けとヘアメイクをさせて頂いて、その際に赤ちゃんの産着姿での写真もチャレンジしてみました。
今まで生後1ヶ月〜3ヶ月の赤ちゃんで撮影をさせて頂く事がほとんどだったので、寝かしつけてあげるとすぐに写真が残す事が出来たのですが、流石に1歳にもなるとむっちゃ動き回りますw
ご機嫌よくなってくれたタイミングで、お布団的な感じで産着を被せて、なーんとかそれっぽい写真を残す事が出来ました♪
もちろん、いままで一番 big baby でのお宮参りとなりました♪
大國魂神社の境内での撮影について
東京の西側、今で言う多摩地区の辺りは江戸時代よりも前、「武蔵国」という国でした。 その地域の守り神として祀られたのが大國魂神社さん。
地元府中では一番、一番立派な神社さんとして拝められています。
今回主役の子供達のお祖父様、お祖母様も50年ほど前にこちらの神社さんで結婚式を挙げられたそう。
先祖代々、記念行事などではいつもご挨拶をされていた場所です。
大國魂神社さんは5年ほど前までは境内どこでも撮影はOKで、本殿前でお参りをしている風景も写真に残す事が出来ましたが、コロナ禍になる少し前から、
「プロカメラマンにによる撮影が可能なのは参道のみ」
という方針に変わりました。
境内で言うと、旧甲州街道にある大鳥居から、随神門までの参道となります。
随神門は写真の奥にある、立派な門の事なのですぐに分かります。
参道で残せる写真について
撮影出来る場所は限られていますが、参道がとても長く、本殿前のエリアに入らなくても沢山、良い写真を撮る事が出来ます。
参道の途中には小さな別の神社さんもあるので、本殿でのお参りシーンが撮影出来ない分、こちらで皆さんでお参りをして頂き、その様子を写真に収めさせて頂きました。
撮影しながら、ドイツの事を沢山教えてくれた息子ちゃん達。
ドイツ語はモチロン、日本人学校に週末は通っているので、日本語もペラペラ。
そして、最近は英語も勉強しはじめていて、けっこう喋れるようになってきました。
うーん、10歳と5歳で凄い。
彼らの成長した時の姿、とっても期待できます♪
府中の森公園で引き続き撮影を
大國魂神社の参道だけでも色々と写真は残せますが、もしお子さん達の元気が残っていたら、近隣の公園に移動しての撮影もオススメです。
幸い、車で5分の所に広大な敷地を誇る「府中の森公園」という場所があります。
芝生のある広場はモチロン、子供向けの遊具のアリアや、美術館や文化会館、テニスコートやサッカー場、カフェなどもある総合公園。
公園中央の美術館通はソメイヨシノの並木道なので、春の七五三では桜が満開で華やかな写真も残せます♪
そうそう、結婚式から私達とお付き合いのご夫婦。
12年ぶりに着物での写真撮影となったので、ご夫婦二人だけでの記念写真も久しぶりに撮らせて頂きました。
その際、10年間、異国の地で子育てを頑張ってくれているママに、パパから感謝の言葉を伝えてくれました。
どんなメッセージだったかは、二人だけの秘密です♪
大國魂神社について
創建されたのはなんと西暦111年。
1900年以上の歴史があります。
先に述べたように、大國魂神社の辺りは今の多摩地区のほとんどを治めていた「武蔵国」という国の国府、いやゆる首都があった場所。
国司、天皇から任命された国の支配者、は就任する際、その国の神社を巡礼していたのですが、それを楽にする為に、国府の近くに国中の神様をまとめた神社を作って、まとめてお参り出来るようにしたとか。
なので、大國魂神社の境内には沢山の、小さな神社さんも見る事が出来ます。
大國魂という名前の由来
神社の名前である「大國魂」というのは、武蔵の国の魂が神様として仰いでお祀りしていたのが由来だそう。
始めてこの神社の名前をきいた時、「大きな国の魂」?
ようするに、軍国主義的な、靖国神社とか、護国神社的な存在?
って思っていましたけど、全然違うのですね。
この神社のご祭神の「大國魂大神」(おおくにたまのおおかみ)は、この土地を開拓して、人民に衣食住の道を授けて、医療の方法も教えた経営者だそうです(公式ホームページによる)
境内にあるイチョウが樹齢1000年とか、開催される「くらやみ祭り」が1000年以上続いていたりと、歴史以外にも何かとスケールがとっても大きな神社さんなのです。
■大國魂神社
【住所】東京都府中市宮町3-1
【電話番号】042-362-2130
【アクセス】
京王線 府中駅南口から徒歩5分
JR南武線・武蔵野線 府中本町駅から徒歩5分
【駐車場】参拝者専用無料駐車場あり
【ご祈願受付時間】9時〜16時
【ご祈願の受付】当日受付(予約なし)
【ご祈願中の撮影】不可
詳しくは公式ホームページもご覧下さい
bozphoto & styles の七五三撮影
お子さんの成長を祝う七五三。ちょっと緊張気味なお子さん、温かく見守るご両親。遠くから駆けつけてくれたご祖父母達。その日の沢山の瞬間を自然な形で写真に残す事。それが私達の七五三撮影です。10年後、20年後その写真はきっと大切な宝物になると思います♪
七五三撮影プランは...
雨天などの延期は当日の朝まで無料
撮影した250枚〜写真データ納品
データは何度でもパソコンかスマホからダウンロード可能
枚数やポーズ数の制限なし
ご自宅でのお支度も承ります。
アルバムや写真パネルをご注文頂く際の割引きポイント付き
七五三撮影についての詳細は、ホームページも是非チェックをお願いします!
bozphoto & styles はカメラマンの Tsutomu と、ヘアメイク/着付け師/etc を手がける妻のmakky、そしてシュナウザーの三人で運営している小さな写真事務所です。 吉祥寺を拠点に全国各地へ家族写真や結婚式の出張撮影を手がけています。
写真の基礎はアメリカ時代に培ってきた報道写真から。ドキュメンタリーな写真を得意としています。
詳しくはプロフィールページもチェックしてくださいね。
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