初めて訪れる事になる神社での七五三撮影のご依頼を頂いた場合、
事前にその神社についての歴史や成り立ちなどを調べるのが日課になっています。
小さな神社さんでも調べてみると、実は歴史の偉人との関わり合いがあったり、
びっくりするような過去が隠されていたりで、
撮影に実際に訪れる際、ちょっとしたブラタモリ的な楽しみがあります。
今年の6月に七五三撮影で訪れたのは、築地市場の入り口にある波除稲荷神社さん。
すっごくこじんまりとしていて通り過ぎそうな場所ではありますが、
じつは築地市場が出来るきっかけとなった場所なのです。
江戸時代が始まったころ、江戸湾は荒れ狂う海岸だったそうで、この辺の埋め立て工事は難航していたそうです。
とある夜、海面を光りを放って漂う物があり、それを見に行くとご神体だったそう。
そこでそれを祭るために浜辺に社殿を建てると、波風がぴったりと止まって、工事が出来るようになったそう。
なんか、三国志の饅頭の始まりのエピソードを思い出しますね。
歴史好きとしては、ちょっとしたワクワクしたお話。
そんな事も思いながら、この日は撮影に入らせていただきました♪
撮影のご依頼を頂いたのは今年の6月。
七五三としてはオフシーズンでしたが、実はママが妊婦さん。
七五三シーズンがちょうどご出産ということで、
暑くなる前の6月に、お兄ちゃんの七五三を撮影させていただく事になりました。
撮影はいつものように、ご自宅に訪問してのお支度からスタートです。
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