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明治神宮での撮影は禁止となりました
初詣では日本一の参拝客数を誇り、結婚式や七五三詣りでもとても人気の場所、明治神宮さん。
bozphoto & styles でも以前はかなり頻繁に撮影で訪問させていただく事があり、週に三回、一月だけで10回以上の撮影が入る時期もありました。
今でも、お子様のお祝い事の参拝先として、多数のお客さまからご検討、お問い合わせを頂いております。
しかしながら、2023年の1月に明治神宮の公式ホームページにて
「境内でのお願い」が発表されて、
プロカメラマンによる出張撮影の禁止の旨が記載されました。
以前は「プロカメラマンによる撮影はご遠慮ください」ともう少し軽めの書き方でしたが、今回の発表ではハッキリと「禁止」と記載されました。
実際に明治神宮での撮影は一切出来ないのか?
明治神宮に限らず、どの神社さんへ七五三撮影で訪れる場合でも、お客様には事前にプロカメラマンによる撮影は可能か、社務所のほうにご確認を頂いております。
そしてお客様によっては、
「明治神宮での撮影、許可が取れました!」
というケースも 2021年以降も年に数件頂いております。
逆に、「やはりダメでした」
と伝えられた方もいるみたいで、
お問い合わせをした際の担当者さんにもよるみたいです。
明治神宮で結婚式をされた方などは…
上でご紹介しているのは、2022年に明治神宮で撮影させて頂いたお宮参りからの写真です。
この時は既に、明治神宮への出張撮影はダメとなっていましたが、ご夫婦は前の年にこちらで結婚式を挙げたり、その後は安産祈願などでも通われていたそうです。
その旨を伝えられた所、撮影許可を頂けました。
レアケースではありますが、完全に出来ないという事では無いみたいです…
bozphoto & styles での基本方針
時々、お客様から
「他の人の記事で明治神宮で最近撮影してもらった七五三の投稿を見かける」
「友人や親戚として同行して貰えないか?」
というお問い合わせを頂きます。
明治神宮で2023年や2024年にプロカメラマンが撮影した写真は全て、上記したように特別な許可を頂いているか、もしくは無許可で撮影しているかのどちらかです。
明治神宮を始め、神社やお寺は私有地のため、撮影には必ず許可が必用となります。 そのため、許可が頂けない場所での撮影はお断りをさせて頂いております。ご了承ください。
明治神宮以外でお参りをされるのであれば
さて、明治神宮での七五三やお宮参りの撮影が出来ないとなると、どこであれば撮影ができるか? そのようなご質問も多数頂きます。
七五三は元来、近所の氏神様へ感謝などを伝える為、お参りをする行事でしたが、時代も変わり、都心にお住まいの方の場合、明治神宮が一番有名だし、アクセスも良いので検討している、というご家族も多いと思われます。
どの神社さんがよいか聞かれた場合、まずは近所の神社さんをオススメしています。
その他、明治神宮周辺で撮影をさせて頂ける代表的な神社やお寺さんをいくつかご紹介させていただきます。
・東郷神社
・代々木八幡宮
・増上寺
この辺りがひとまずはオススメの場所です。
ひとつずつ、詳しくお話させていただきます。
東郷神社での七五三について
明治神宮から一番近所にある神社といえば、原宿に鎮座している、東郷神社さん。神宮から徒歩圏内です。
すっごくいつも賑わっている竹下通りから細道を抜けていくと、突然現れる静寂な空間。 え? 原宿だったよね? と思うくらい急に雰囲気が変わるので、キョトンとした顔で迷い込んでくる外国人観光客さんも見かけます。
東郷神社さんは境内も比較的広く、本殿前の広場の他に、ルアール東郷とう施設の近くなどは緑溢れていたり、本殿から階段を降りた所に広がる池などはとっても綺麗。 子供達も橋の上から沢山の鯉を眺めたり、軽くダッシュしていたりで、楽しまれているエリアです。
ただ、週末は池の橋を結婚式の参進が行われていたり、花嫁さんのロケ撮影が行われている事が多いので、昼間はほとんど入れません。 池部分で写真を残されたい場合は、ほぼ、平日限定となります。
赤坂氷川神社さんでの七五三
東京都心での七五三撮影のオススメとして、一番最初にあげるとしたらここ。赤坂氷川神社さんです。
実は、私達 bozphoto & styles の夫婦の結婚式を挙げさせていただいた場所でもあります♪
素晴らしいのは社殿。東京の数多くの社殿は、関東大震災や東京大空襲の際に焼け落ちたそうですが、赤坂氷川神社さんの社殿は、1730年に建てられた物がそのまま残っているのです。 東京の有形文化財としても指定されています。
ここの神社での良い所は、ご祈願が完全予約制という事。 明治神宮や赤坂日枝神社さんなどは、事前予約は必要なく、30おきに行われているご祈願に申し込みをすれば、当日でも受付をしてくれます。その代わり、20組くらいの家族と一緒でのご祈願となり、境内もその分混み合います。
赤坂氷川神社さんは予約制の分、祈願は一度に付き一家族だけ。 特別感があります。 そして、件数が少ない分、他の参拝者もほとんどいない、広々としたエリアで写真が残せます。
春は多少の桜、夏は緑に囲まれており、秋には大銀杏からの黄色い絨毯に敷き詰められていて、自然の中での写真も残せるのも、オススメポイントとして高いです。
代々木八幡宮での撮影について
次にご紹介するのは、代々木八幡宮さん
赤坂氷川神社さんと同じく、都会にありながらも、木々に囲まれた境内にひっそりと佇む神社さん。 鎌倉時代に建てられたという、歴史のとても古い神社さん。 そしていつ訪問しても、地元の人達がひっきりなしに参拝されているのを見かける、地域に愛され、支えられている場所でもあります。
この神社の素敵な事は、ご祈願中の撮影もOKという事です。
東京都心のほとんどの神社さんは、ご祈願中の撮影はNG。カメラマンは外で待機する必要がありますが、こちらの神社さんは珍しく、社殿の中も写真OK。
その時の様子を少し、こちらのブログ記事にて紹介しております。
赤坂日枝神社さんでの七五三
次にご紹介するのは、大人気のこちら、赤坂日枝神社さんです。
明治神宮と同じく、東京でも特に格の高い神社の一つとされている場所。明治神宮での七五三撮影がNGになった今、都内にお住まいの方かたのご依頼が一番多い場所となりました。
その分、境内はとても混み合います。 秋の七五三シーズンになると、ご家族を撮影しているカメラマンが最低10人はいて、お互いを見極めながら撮影しております。
境内での人気の撮影スポットが、一番奥の方にある千本鳥居。最近は外国人観光客もインスタ映えで訪れるようになり、順番待ちでの写真エリアとなりました。
日枝神社さんでの七五三写真を残すのであれば、朝10時迄に訪問されるか、14時以降の夕方のほうが、少し境内が空いていて良いかもです。
靖国神社での七五三
最後にご紹介するのが、靖国神社さん。
七五三撮影で訪問するのは結構マレです。
ここでの七五三詣りが少ないのは… 多分、軍国主義的なイメージがあるからでしょうか。 終戦記念日の日章旗を抱えて歩いているオジさん達のイメージが出てきちゃいます。
でも、日本の海軍元帥を祀っている東郷神社さんや、同じく軍神を祀る乃木神社さんはそこまで気にされていないのですよね。なぜでしょうか。。。
個人的には靖国神社さん、写真を残すにはとても良い神社さんだとは思います。
本殿付近は混み合っていますが、そこ以外は比較的ゆったりめ。 他の七五三がいないので珍しがられて、一般に参拝者さん達から
「可愛らしいね」
「おめでとう! 素敵なご家族ね」
などなど、沢山のお祝いのお声をかえていただけます。
奥のほうにある日本庭園は、特にオススメのエリア。
そして、ご祈願は東京都内でも一番立派な雰囲気のある社殿で、我々だけを貸し切り状態でお詣りしていただけて、すっごく特別感があります。
そんなこんなで、いくつかの神社についてご紹介させていただきました。
その他にも
・湯島天神
・浅草神社
・富岡八幡宮
・神田明神
・増上寺
・根津神社
などが都心の神社さんでは挙げられますが、その辺はまた、別の機会にご紹介させていただきます。
bozphoto & styles の七五三撮影
お子さんの成長を祝う七五三。ちょっと緊張気味なお子さん、温かく見守るご両親。遠くから駆けつけてくれたご祖父母達。その日の沢山の瞬間を自然な形で写真に残す事。それが私達の七五三撮影です。10年後、20年後その写真はきっと大切な宝物になると思います♪
七五三撮影プランは...
雨天などの延期は当日の朝まで無料
撮影した250枚〜写真データ納品
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七五三撮影についての詳細は、ホームページも是非チェックをお願いします!
bozphoto & styles はカメラマンの Tsutomu と、ヘアメイク/着付け師/etc を手がける妻のmakky、そしてシュナウザーの三人で運営している小さな写真事務所です。 吉祥寺を拠点に全国各地へ家族写真や結婚式の出張撮影を手がけています。
写真の基礎はアメリカ時代に培ってきた報道写真から。ドキュメンタリーな写真を得意としています。
詳しくはプロフィールページもチェックしてくださいね。
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