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明治神宮での七五三撮影 完全ガイド


明治神宮での七五三撮影について

目次





明治神宮のちょっとした歴史


東京のど真ん中にありながら、緑がとても豊かな「明治神宮」

神社の巨大な鳥居をくぐると、突然静けさと涼しさ、厳かさを感じさせてくれる空間に入りこんでいくのに不思議な雰囲気の神社です。


神社としては意外にも歴史は浅く、4年前に100周年を迎えたばかりです。


明治神宮の最寄り駅は原宿。

その名の通り、昔はこの周辺、何も無い野っ原だったとか。


そこに明治天皇を祀る神社を建てようという話になり、神社を囲む森があった方が良いということで、人工的に大森林が作られたのです。植える木々は全国各地から寄付された10万本。

最初は小さな木々だったのが、100年たって立派に育ったそうです。


明治神宮の詳しい歴史については、

こちらのページの記事で紹介されていますので、是非チェックしてみてください。



明治神宮は七五三詣りでも一番人気。


bozphoto & styles が七五三の出張撮影を始めた15年前は、一日に三件をお客さまを撮影させていただくこともありました。


明治神宮での人気の理由


毎年の初詣では三が日だけで300万人もの参拝客が訪れる場所。普通に参拝者だけでなく、東京に訪問する外国人にとっての主要な観光地の一つにもなっています。


原宿駅から徒歩3分。

南参道の鳥居をくぐると、森の中に入り、空気が一変します。


境内の面積は約70万㎡。東京ドーム15個分の広さがあります。


竹下通りや表参道のお隣にかかわらず、広大な森のおかげで街の街の喧騒は全てシャットアウト。


耳に入るのは木々さざめきと鳥の声。そして参拝者が歩く時に聞こえる、玉砂利の参道を歩くときに響く音だけ。 


静かな参道を10分ほど散歩した後、本殿にたどり着くと一気に開けた空間と共に、美しい青空が目の前に広がってくる。


コンクリート・ジャングルばかりと思っていた東京に、こんな癒やしの隠れスポットがあるって知ったら、それは惚れ込んじゃいますよね。





そんな明治神宮さん、実はプロカメラマンの撮影は基本、禁止とされています。

明治神宮のウェブサイト、こちらのページに該当する記載があります。


こちらのこちらが最初にアナウンスされたのは 2021年。

ハッキリとした理由は記載されていませんが、境内に観光客も増えて、マナー違反的な撮影をするカメラマンも多くなってきたので、撮影には制限を設ける事にした、そんな話も同業カメラマンからも良く耳にします。



明治神宮での七五三撮影について

明治神宮での7歳の七五三撮影



上記しましたように、ホームページ上では明治神宮での出張カメラマンの撮影は「ご遠慮いただいてます」と記載がありますが、お客様によっては、複数返答があります。


❶「撮影の許可が取れました」


❷「やはり撮影はダメと言われてしまいました」



それぞれのお客様によってどのように確認をされて、許可を頂いたのかは分かりませんが、ご家族が明治神宮で結婚式を挙げられた方などは、特別に許可が下りているのかもしれません。

時々、親族や知人として撮影をして欲しいというご依頼を頂くことがありますが、

そのような形については丁重にお断りさせていただいております。



神社は比較的自由にはいる事が出来る、半分公園のようなイメージもありますが、私有地であり、神様にお参りをするための神聖な場所。


ご家族からの個人的なご依頼だとしても、プロのカメラマンが撮影を行うには、その土地の管理者さんからの許可が必ず必用となります。


そして、bozphoto & styles では許可が頂けた場合のみ、撮影のご依頼をお受けしています。



結婚式をされたり、安産祈願をされた思い出の神社での七五三の写真を残されたいというご希望もあるかと思いますが、神社さんの意向に反して撮影をすることで、当日に注意をされたりしてしまうと、折角のハレの日の台無しにしてしまう可能性も。



そんな事はあってはならないと、私達は考えています。






明治神宮の参道での撮影


さて、以上のことを踏まえた上で、ここからは明治神宮から許可を頂いた場合、どのような写真を残せるかご紹介させていただきます。


初詣の参拝客数が日本一の明治神宮。

境内も有数の広さを誇ります。


ちょうど中央部分に本殿がありますが、そこにたどり着くまでは、広く、長い参道を歩いて行きます。


▼明治神宮参道への入り口は3つ

・南参道 - 原宿駅西口から出てすぐ

・北参道 - JR代々木駅から徒歩5分

・西参道 - 小田急線参宮橋駅から徒歩3分


※自家用車で来られる場合は北参道からのみ入ることが可能です。



▼参道のおすすめポイント


・参道はとにかく広く、幅は約14メートル、四車線道路くらいの幅があります。

・両脇がジャングルのような木々に覆われていて東京とは思えない景観です。

・一番人気で、見どころも多いのは南参道がおすすめ。原宿駅からすぐなので、アクセスも良いですし。


野っ原だったこの場所が、100年でこのような緑溢れる場所に作り替えられたというのは素晴らしいですよね。




木漏れ日が綺麗な参道での撮影




まるで緑のトンネルをひたすら歩く感じの明治神宮の参道。


この木々の間から注ぎ込んでくる木漏れ日、これが本当に美しいです。

太陽が葉っぱで遮られていて、一部だけぱあっと光がスポットライトのように差し込んで来る。


週末での明治神宮で七五三撮影をさせていただく場合、本殿前の広場に訪れる前に、まずは参道で沢山写真を残そうと、いつもご提案しています。


神社背景ではありませんが、


・背景がとってもシンプル

・余計な人が映り込まない

・逆光ドラマチックな感じで写真が残せる


という事で良い部分が沢山あります。





参道での撮影の注意点

明治神宮の参道で記念写真



本殿前で撮影するよりも絶対オススメな参道での撮影ですが、一つ注意点も。


とにかく歩く距離が長い事です。


もし明治神宮まで電車で来られる場合は、かなり長い距離を歩く事に覚悟しておいてください。


小さなお子さんの歩幅で歩いて、なおかつ途中で撮影も入ってくると、原宿駅から本殿まで20分はかかります。


お車で来られる場合は、第一駐車場からであれば本殿まで5分でたどり着けるので、マイカーをお持ちで無い方は、駐車場まではタクシーで向かわれる事をオススメします。


もしくは、お宮参りの方や、ベビーカーも持ち込まれる方は、神楽殿の前(本殿のすぐ近く)まで直接タクシーで行く事もオススメです。



マイカーかタクシー、どちらの形で来られるにせよ、明治神宮で七五三詣りをされる場合は、履き慣れた靴かサンダルをご用意される事は必須です。 参道での撮影は靴にして、本殿に到着してから草履にチェンジ。


そのような流れにしています。


大鳥居の前での撮影


北参道か南参道から歩いて10分くらいするとたどり着くのが、明治神宮でも一番の見せ場の一つ、「大鳥居」です。


木造の鳥居としては日本一の大きさ。

高さは12メートル。

幅は17.1 メートル

両端の柱の直径も 1.2メートルもあります。


子供達もその大きさに圧倒されること、間違いなし。


明治神宮でご家族との記念写真を撮るベストスポットといえば、ここです。




実はドングリ拾いのボーナスゾーン


そして秋シーズンになると、実はこのエリアはちょっとした面白エリアにも。


明治神宮の木々の多くは シイ・カシ・クスなどの木から構成されているのですが、なぜかこのエリアが一番、境内の中で一番ドングリが沢山散らばっています♪


駐車場や原宿駅から撮影しながら歩き始めて約10分ほど。


ソロソロ疲れてきたなって子供達に、


「じゃあ、地面をよく見てみよう」


そう伝えると、興奮する事間違い無し。


夢中でドングリ拾いが始まります。





一万個以上のドングリが取り放題で散らばっているため、下手したらずっとこの場所から動かなくなる可能性も。


なので、事前に形の綺麗なドングリを拾っておいて、


「一番良い物をプレゼントしてあげるね」


と伝えると、満足して先に進んでくれます♪





次の撮影スポットは、本殿の広場に入る前の小さめの鳥居。

通常は大鳥居をくぐり、そのまま正参道、Lの字型に曲がる正面に参道を歩くのですが、私は一旦大鳥居から少し北に進み、裏側、神楽殿があるほうから本殿のエリアに入ってきます。そのほうが、多少だけ空いているんです。




本殿周りの柵での撮影

明治神宮での7歳の七五三撮影


15分くらい歩いてようやくたどり着いた本殿。


でも、まだ広場には入らないで。


少し周辺でも記念写真を撮りましょう。

本殿を取り囲むように柵がありますが、その外側はちょっと穴場エリア。


もし和傘での記念写真を残されたい場合は、この辺りで撮影するようにしています。


本殿エリアは


・結婚式の参列者

・七五三のご家族

・外国人観光客


などなどで溢れかえっているので、和傘を広げるのはちょっと迷惑行為になってしまいます。





本殿前の広場で


さて、本殿前の広場に到着しました。


どれだけ混み合っているか、驚かないでくださいね。明治神宮は外国人にとっても人気の観光地でもあるので、参拝者だけでなく、結婚式の参列者、観光ツアー、その他諸々がいて、もう渋谷センター街もビックリな感じです。

時々、海外の方から声をかけられて記念写真をせがまれる事も。


外国人観光客によっては、一度OKをすると、次から次に「一緒に撮って欲しい」とせがんでくる場合もあるので、無理だとおもったら NO! とやんわりとお断りしましょう。 




本殿で比較的人が少ない状態で写真を残されたいのであれば、午後の時間帯をオススメします。秋シーズンでも14時半以降であれば、比較的参拝客の数も落ち着いてきます。



本殿周りの通路での撮影スポット


本殿周りの通路も、良い撮影スポット。雰囲気があります。 


子供達もこの辺りは大好き。

ちょっと隠れん坊的な感じで写真が残せたりします。


ただ、11月はこの辺りで催し物が開催されいたりで、場所が占拠されている事も。ベンチも多数置いてあるため、一般の参拝者さん用の休憩スポットでもあるため、その方達を配慮しながら撮影をすすめるようにしています。


撮影場所はその時の具合によって、臨機応変に対応しております♪




神楽殿を出た所の鳥居前


記念写真も、参拝も終わった後のお帰りは、南側の来た道を進むのではなく、本殿に向かって右側、西方向に進む事をオススメしています。


大鳥居から進む正参道と比べて少し近道的なルートであるこちらの道。


ここからの森に戻っていくような雰囲気も素敵です。



 

明治神宮で七五三撮影のご依頼をされたい場合の注意点


さて、改めてとなりますが、明治神宮での撮影の注意点を最後にまとめさせていただきます。


(1)撮影のご依頼をされる場合は、明治神宮にまでお問い合わせください。


(2)可能であれば一番混み合う時間帯を避けたほうが綺麗な写真は残せます。


例えば、


・午後14時以降の時間帯

・平日の早めの時間帯

・3月〜5月など、秋以外のシーズン


などは、秋シーズンの午前中よりも混んでいません。


(3)本殿の広場での写真撮影はあまり良い物が残せないと覚悟して、参道などでの撮影を中心にする


(4)とにかく歩く距離が長くなるので、歩きやすい靴などを用意する

(おやつを持っていく、と書こうかと思いましたが、明治神宮、一応飲食は禁止なのですよね…)


(5)周辺の他の神社さんもご検討されてみる

・東郷神社

・代々木八幡宮

・赤坂日枝神社

・増上寺

・赤坂氷川神社


などなど。


それぞれの神社さんについては、また詳しくご紹介させていただきます!






 

七五三撮影について

bozphoto & styles の七五三撮影


お子さんの成長を祝う七五三。ちょっと緊張気味なお子さん、温かく見守るご両親。遠くから駆けつけてくれたご祖父母達。その日の沢山の瞬間を自然な形で写真に残す事。それが私達の七五三撮影です。10年後、20年後その写真はきっと大切な宝物になると思います♪


七五三撮影プランは...


  • 雨天などの延期は当日の朝まで無料

  • 撮影した250枚〜写真データ納品

  • データは何度でもパソコンかスマホからダウンロード可能

  • 枚数やポーズ数の制限なし

  • ご自宅でのお支度も承ります。

  • アルバムや写真パネルをご注文頂く際の割引きポイント付き


七五三撮影についての詳細は、ホームページも是非チェックをお願いします!








bozphoto & styles はカメラマンの Tsutomu と、ヘアメイク/着付け師/etc を手がける妻のmakky、そしてシュナウザーの三人で運営している小さな写真事務所です。 吉祥寺を拠点に全国各地へ家族写真や結婚式の出張撮影を手がけています。


写真の基礎はアメリカ時代に培ってきた報道写真から。ドキュメンタリーな写真を得意としています。


詳しくはプロフィールページもチェックしてくださいね。

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