
結婚式のハイライトで誓いのキスってありますよね。
教会式をされる場合、皆さんはどこへのキスで考えていますか?
日本だとこれを「ほっぺた」や「おでこ」にされる方って多いんです。
bozphoto & stylesだけの統計だと、4割くらい。
人前でのキスって恥ずかしいっていうのは分かります。
でも、誓いのキスがくちづけじゃないってなんか違和感が前からありました。
というか、ロマンチックじゃない。
おでこにチューって子供への挨拶ぽいし、
ほっぺにキスはフランスだと挨拶みたいな物だし。
どういう説明をしたらリップ・キスをしてくれるかなあ?
「勇気を振り絞って」とか言うしか無いのかなあ、って以前から何か方法をずっと考えていました。
そしたら、最近お会いしたハワイで活躍されているフォトグラファーさんが、
「結婚式って二人で神様に誓いを立てるでしょ。その誓いを最後に唇同士のキスで閉じ込めるって意味があるんだよ。口じゃなったら閉じ込める事が出来ない」
って説明しているという話を聞いて、これだ! って思いました。
そうなんですよ。キスによって夫婦の絆が結ばれる。
神前式だったら三三九度みたいな物ですよね!
これからは、恥ずかしがり屋さんの新郎新婦さんがいらっしゃる場合は、そんな風に説明してみようかなと思います♪
ちなみに、bozphoto & stylesではキスシーンは基本、ひきで撮る事がほとんどです。
アルバムにする際、アップだとやっぱり恥ずかしいじゃないですか。
あとは、キスするコンマ5秒前くらい、あと数センチでくっつく、
っていう感じのキスシーンを採用することもけっこうあります。
ちょっとした隙間が良いなって思うのです。
でも、誓いのキスは日本人のほうがきれいに撮れる事が多いですね。
アメリカ人の場合、とにかく真っ正面からのタコチューが多いw

Photo by Tsutomu / acco